2006 04,29 22:05 |
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雨模様の中、行ってきたよ黒門亭。ここは、座敷なので、腰がいたくなるけど、落語を聴くには、ここが一番いい。
市丸 「手紙無筆」 今月中旬に前座デビューしたばかり。市馬師匠のお弟子さんだ。結構、表情豊かだったので、落研だったのかあ。しかし、途中、何度も絶句。結局、さげまでたどり着かずに「ごめんなさい」で高座を降りる。まあ、ここは、ちょっと独特な雰囲気だからね。がんばれ市丸君! 笑生 「恋根問」 市丸さんのことをまくらでいじり、快調に飛ばす。流石、噺家とは機転がきくものだなあ。余裕の高座で、前座との違いを見せ付ける。テンポも良く、明るい高座で楽しかった。 金時 「心眼」 金 時師匠の「心眼」は、大好き。この話は、湿っぽくなりすぎず、明るくもあり、楽しくもあり、それでいて切なく優しい味わいがある。目が見えるようになった 主人公が、道行く人と家で待つ自分の奥さんとどっちが綺麗か問うシーンは、抱腹絶倒。なんという表情なんだろう。お腹が痛いほど笑ってしまう。そして、 やっぱり、サゲの台詞が素晴らしい。 小里ん 「夏泥」 昨日の黒門亭、主任の文生師匠がついぞ現れなかったため二席やられたそうで、今日は、短く「夏泥」を。流石の貫禄と渋い可笑しさに溢れていた。 文生 「坊主の遊び」 昨 日、黒門亭の出番をすっかり忘れてすっぽかしてしまった師匠、なんと、黒門亭を開催している落語協会ビルと目と鼻の先の公園の交番隣の居酒屋「さくら水 産」にいたそうだ。別に単に飲んだくれていたのではなく、師匠も主催者の一人である都都逸の会をやっていたそうだ。黒門亭は、17:00-19:00。師 匠は、22時まで都都逸の会とその打ち上げで楽しまれたそう・・・。 で、今日の「坊主の遊び」は、昨日のリクエスト特集でリクエストされたもの。この師匠の風貌に合うぴったりの噺だ。失礼ながら、文生師匠、いくつになっても色気、いやエロ気があるなあ。 昨日のお詫びということで、昨日も来てくれていたお客さんに都都逸の冊子を数冊プレゼント。で、今日のお客さんの希望者にもプレゼント。もちろん、もらってきたよ。ラッキー。 |
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