2006 05,13 22:16 |
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今日は、落語芸術協会の新真打披露興行に行って来た。生憎の天気の中、会場は、超満員。立ち見客溢れすぎ・・・。
実は、あまり芸協の方 は、馴染みがなくて、とても新鮮だった。馴染みが無いのは、特にさしたる理由もなく、落語を聴き始めた20年ほど前、当時追っかけていた小三治師匠が鈴本 演芸場で独演会をやっていて、なんとなーく鈴本に愛着があったというただそれだけの理由で、寄席も鈴本ばかり行っていた。当時は、落語界に協会があるなん てことは、全然知らなかったので、たまににっかんとびきり落語会で見た芸協や円楽一門の噺家さんが、いつまでたっても鈴本に出てこないので、あの人辞めて しまったのかなあなんて勝手に思っていた。 しかし、馴染みが無いと思っていた芸協だけど、夢丸師匠、夢之助師匠、昇太師匠、鶴光師匠と、 テレビでお馴染みの方がたくさんいるのねえ。それでも、やはりそうした超有名な師匠以外は、ほとんど知らなかった。でも、それが返って新鮮な感じだった。 同じネタでも、微妙にアレンジやサゲなんかが違っていて面白いね。 鯉斗 「出来心」
鯉太 「転失気」 健二郎 曲芸 圓馬 「」 柳桜 「小言念仏」 蝠丸 「替わり目」 Wモアモア 漫才 歌春 「鮑のし」 ぴろき ギタレレ漫談 夢丸 「家見舞い」 夢之助 漫談 玉川スミ 三味線漫談 小柳枝 「金明竹」 真打披露口上(柳之助・鯉朝・昇乃進・小柳枝・昇太・鶴光) 昇乃進 「取調べ中」 鯉朝 「ホテトルの母」 北見 伸 マジック 昇太 「権助魚」 鶴光 「生徒の作文」 ボンボン・ブラザーズ 曲芸 柳之助 「片棒」 柳桜師匠は、どことなく左談次師匠と雰囲気が似ているなあ。ぴろきさんは、前に国立でも拝見したことがあるけど、面白い。笑った。もう、思い出しただけで、笑っちゃう。 ボンボン・ブラザースも大好き。観客に媚びないあの独特の距離感、たまらない。 主任は、柳之助師匠。この人、風貌のせいもあるけど、もう既に流石の貫禄。堂々たる噺の運びでとても良かった。 |
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