2006 05,14 23:04 |
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談幸さんの独演会に行ってきた。毎回ゲストも楽しみなとっても良い会。
松幸 「真田小僧」 すごーく上手になっていて正直驚いちゃった。成長したねえ。表情も良かったし、展開も流れるような雰囲気だった。 吉幸 「家見舞い」 彼は、もう文句無く素晴らしいよ。とっても良い噺家になると思うね。今、一番二つ目にしてあげたい噺家さん。他の協会なら、既に真打でもおかしくない実力派だ。 談幸 「樟脳玉」 初めて聴いた噺。談幸師匠曰く「サゲが秀逸。噺のスジはまあまあ」ということだが、スジもとっても面白かった。師匠が上手くアレンジしたせいかな? こういう珍しい噺が聴けるのは、とても嬉しい。しかし、樟脳って言葉も最近あまり聞かないよねえ。 紋之助 曲独楽 紋ちゃん、と気安く呼びたくなる素敵なキャラクター。いつもそうだけど、「良し」とか「今日は、すごく上手く行っている」とか独り言のようにぼそっと言うのが、狙いなんだろうけど、面白いねえ。 今日は、サービス満点で、棒の上に巨大な独楽の載せ回しながら、客席に下りてきた。最後部の席まで登って行き、客席をぐるっと一周。お客さんも大喜びで拍手喝さいの大歓声だった。 談幸 「愛宕山」 そ して、大作「愛宕山」。談幸師匠曰く、「落語って座布団に座ってお話しているだけで、疲れないと思うでしょ?すごーく体力使う話があるんのよー」って、そ れがこの噺だ。幇間の一八が、山を登るシーンは、本当につらそうで、本当に登っているように汗ダクダク。しかし、これはまだまだ序の口で、小判を取りに谷 へと降りて行き、また上がってくるまでの描写がすごい。本当に楽しく、観ているこちらまで手に汗握る展開だった。 |
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