2006 05,27 16:45 |
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「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督ということで、灼熱の大地と原色の眩い映像美にクラクラする。アフリカの自然も、息を飲むほど美しい。
前半のミステリアスな展開は、編集も素晴らしく、また粗いが美しい映像がリアリティーを醸し出す。レイチェル・ワイズの演技は、噂通り、ものすごく、アカデミー賞で敵なしが実感できる。 後 半、謎が明らかになってからは、ちょっとだれる。まあ、原作があるから仕方がないのだが、それほど驚く展開でなく、どんでん返しもなく、淡々としている。 メイレレスの映像は、リアリティーを追求するあたりは、強烈で素晴らしいが、サスペンスや謎解きのスリリングな演出は、平凡。 ラストもありきたりで、ふうーんという感じだが、映画として良くできている。こうした映画は、やはり映画館で観たいもの。「イングリッシュ・ペイシェント」もそうだが、レイフ・ファインズは、こういう役がはまりすぎ。 栗4つ。 丸の内プラゼールにて。 |
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