2009 02,27 18:04 |
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このところ忙しくて、床屋にも行けず、会社を休んで床屋に行き、それからもうすぐ終わってしまう加山又造展に出かけた。
加山又造というと、煌びやかな屏風がまず浮かぶ。今回も、美しく輝く屏風がたくさん展示されていた。伝統の日本画に新しい技法と解釈をたたきつけたそれらの作品には、圧倒される。特に蠢く波のような線の描写は、躍動感あふれ観る者に迫る。 金屏風の花鳥の姿も美しいが、今回さらに圧巻だっのは、黒地の屏風上の白の世界。水墨画風の滝や山々が白く鮮やかに輝くその姿は、あまりに斬新で新鮮だった。 加山又造のコーヒーカップや器にもうっとり。 できれば、人がいない空間でじっくりゆっくり見たいものだなあ。近代美術館での常設展でまた観られるといいなあ。今回は、個人蔵の作品の展示も多かったので、その点は、良かった。 |
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