2006 07,15 22:01 |
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いやあ、久しぶりに面白い映画を観たねえ・・・。まあ、粗を探せば切りがないのだが、この映画、本当によく出来ている。脚本がいいんだね。サスペンス映画 は、プロットが命。その意味で、この映画のプロットは、お見事。脚本の勝利、スパイク・リーの演出が加わって一級のエンターテイメントになっている。
ストーリーに加えて、オープニングから圧倒されるスタイリッシュな映像と音楽に惹きこまれる。クライブ・オーウェンは、鳥肌が立つほどの名演。ちょっと三枚目なデンゼルに、冷徹なジョディーと役者も豪華。 プラマーが演ずる銀行の会長の秘密というのが予想通りだけど、それを差し引いてもこの映画は素晴らしい。事件中と事件後の並行進行の編集も秀逸。 とにかく、本当のサスペンスに飢えていた映画の観客に、久しぶりの感銘を与えてくえる最高の映画だ。 スパイク・リーの得意の蔑まされた人種の叫びもちょっと出てくるけど、今までの映画に比べると嫌味が無い。 今年観るべき最高のサスペンスの1本となるだろう。 面白かったあああああ。栗4つ。 日比谷みゆき座にて。 |
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