2006 07,22 17:14 |
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今週は、仕事が忙しく、昨日、一昨日がそのピークで、今日は、疲れ果てて、ちょっと寝坊してしまった。
慌てて池袋演芸場に向かったものの、前座さんには、間に合わず・・・。今日は、会場に、そばの里・みつまさのご主人とおかみさんがいらしてた。 また、adoさんもいらしてたので、一緒に寄席を堪能した。 時松 「転失気」
二 つ目になったせいなのか、なんかこのところ観る度にメキメキと実力を付けている気がする。時松さんの「転失気」は、何度か聴いているけれど、和尚の表情や 小僧の仕種など、ちょっと大げさなところもあるけれど、格段に進歩している。ものすごく稽古しているんだろうなあ。成長著しい。 金也 「持参金」 この噺は、大好き。単純に楽しく、面白い。貧乏な主人公の部屋の匂いは、まるで客席にも漂うような感じで、また仲人しようとする男が花嫁となる女の描写をするところが大爆笑だった。 さん福 「万病円」 初めて聴く噺。あらゆることにいちゃもんを付ける侍が可笑しい。 夢楽 奇術 これは、手品なのか? 話芸なのか? はん治 「ぼやき酒屋」 爆笑、爆笑、大爆笑。なんとういう雰囲気。まくらから独特な世界にどっぷり。いいお年の師匠だけど、とても可愛く、表現豊かで素晴らしい。 真面目な居酒屋の主人と、変なお客の対比が最高に可笑しい。 菊春 「お菊の皿」 この方も独特な雰囲気。ちょっと気持ち悪いけど、それが幽霊によく合うねえ。 白酒 「転宅」 泥棒に入られる妾の描写が最高に可笑しい。風貌からして、女を感じさせるところは微塵もないのに、何なのだろうこの色気。 横で聴いていたadoさんが、ほっぺた指で突付きたいと言っていたが、確かにプニョプニュしていて気持ちいいかも・・・。(笑) テンポ、表現ともに素晴らしい出来。 馬生 「墓見」 大きな名前を継いでいるだけあって、流石の貫禄。穏やかな口調のなかに、なんとも奥深い笑いがある。こういう雰囲気の噺家さん、最近少ないよなあ。 とし松 曲独楽 渋い。日本刀の切っ先へ移動する独楽を持つ姿、渋い。 金時 「子別れ(下)」 もう、ジーンときちゃう。父、母、子、それぞれの表情、描写が素敵。通しでゆっくり聴きたいなあ。今日は、ちょっと短めにまとめられたような感じだったのが、ちょっと残念。 しかし、子供の描写や、涙が流れんばかりに観客を感情移入させてしまうのは、すごいなあ。 今日は、この後、池袋演芸場のはしご。 次の落語会まで、adoさんとお茶。 |
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