2006 07,30 20:51 |
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講演ものを採録したような感じなので読みやすい。また、歯に衣着せぬ表現がひねくれ者の僕には、心地よい。 欧米の論理を全て否定するわけではないが、著者が言うように、日本的情緒や美意識をいつの間にか我々は失ってきている。渋谷の若者、六本木の大人などその代表例。 我々の先祖は、本当に素晴らしい美意識を持っていた。戦後、マッカーサーに愚民にされてしまったのは、非常に悲しい。 読んで面白い本だけど、別に、こういうことを思っている日本人は、腐るほどいるのでは。たまたまこの著者が書いてみただけだね。まあ、早い者勝ちって訳だ、世の中は・・・。 国家の品格 藤原 正彦 (著) 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4106101416 |
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