2006 08,22 23:19 |
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充実した一日の最後は、やっぱり落語。金時、金八、金也の三師匠の会だ。
木戸で、見知らぬ人に、「今日は、ゴールドラッシュさんと誰が出るの?」と聞かれた。いろんな人がいるんだなあ。 今日は、adoさんも一緒だったので寂しくなかった。この会は、ネタ卸しの会だよ。 歌五 「子ほめ」
初めて拝見する前座さんだった。円歌師匠のお弟子さんだそうで、どうみても30代だったなあ。で、落語は、なかなかお上手で、無表情に徹しているその様がなんとも面白かった。 金八 「祇園祭」 この噺って結構長いものだったのね。いつも寄席で聴いているのが途中からだったのが分った。金八師匠の高座は、明るく楽しい。江戸vs京都、なんとも可笑しい掛け合いが最高だった。 金時 「かんしゃく」 この噺、馴染みが無いなあと聴くまで思っていたけど、小三治師匠で何度か聴いたことがあった噺だった。これかあ、って思い出した。 金時師匠は、キャラクター設定が本当によくできていて、面白い。あれは、誰をイメージしているのかなあ、なんて考えながら聴くのも一興。 この噺、樋口一葉の「十三夜」みたいだなあ、なんてちょっと思ったりした。 和助 太神楽曲芸 すごい量の道具とユーモアたっぷりの小道具を持って登場! ネタの軽いプレゼンをして、客にどれが観たいか拍手で選ばせた。流石、池袋に来る客。普段寄席で見られるものをことごく避けたネタ選びだった。(笑) 包丁の上で皿を回すの観ていて冷や冷やした。 金也 「品川心中」 女という生き物は、江戸時代から怖いものだったのねえ。男という生き物は、江戸時代から愚かだったのねえ。 クライマックスの心中シーン、お染と男の掛け合いが最高に面白かった。人を殺してひょうひょうとしたお染のモノローグに大笑い。 この会、恒例の打ち上げに突入。金八師匠、働く、働く・・・。偉い! 池袋のトリ、鈴本のトリ、浅草での住吉踊り、今日のゴールドラッシュ と怒濤の仕事をこなした金時師匠、打ち上げで超ハイテンション。とばすとばす・・・。下ネタ混じりの駄洒落にちょっと閉口。「次は、40日連続トリでも大 丈夫だと自信がついたよ」だって・・・。お席亭、どうぞよろしく。 そして金時師匠にも「太ったねえ」と言われてしまう。金翔さんしかり、師弟でいじめなくても・・・。 本日のトリを勤めた金也師匠。色白で有名だが、夏の海で焼けたのか真っ黒。それでも、やっぱり僕の方が黒いなあ。 金也「mixiって、どうすりゃいいの? ブログも書かなきゃいけないから、そのために犬の散歩に行ったりしてまーす」 |
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