2006 09,06 19:58 |
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パイヌマヤ・リゾートのレストラン。森と小川に囲まれた質素ながらもなかなかの雰囲気だ。 石垣島の地ビール。フルーティーな香りと味。 サミンの夕食は、コース料理の一品のみ。(アラカルトも若干有り) 島の素材を活かした創作料理になっている。 まずは、前菜の盛り合わせ。 ・もずくセリー寄せ シークヮーサー風味 ・シャコ貝の白子おろしポン酢仕立て ・ハンダマとポークの白和え ・黒紫米のライスコロッケ ・ヒカゲヘゴと牛蒡のキンピラ ・なまり節とトマトのブルスケッタ シークヮーサーは、もう本土でもお馴染みの果物。和名は、ヒラミレモンで、かなり酸っぱい。シーは、酸っぱいという意味らしい。大きさは、金柑ほど。可愛い果物だ。 ハンダマは、裏側が紫色の薬草。目と腎臓によいらしい。 黒紫米は、西表島で取れる古代米の一種でインディカ系のもち米。これをライスコロッケとにしたもので、かじると中は、紫。これが、まためちゃくちゃ美味い。こういう面白いものが食べられるのが旅の醍醐味だ。 ヒカゲヘゴは、シダ植物でゼンマイ状の新芽を食用にする。パイヌマヤの庭には、たくさん茂っていた。 シャコ貝も初めて食べた。想像より柔らかかった。 初めての食材にアイデア溢れる料理に大満足! メインは、アカジンミーバイのオーブン焼き 石垣島川平産米味噌仕立て。 アカジンは、ハタ科(ミーバイ)の仲間で、沖縄では、三大高級魚 の一つらし。また、これが美味いねえ。沖縄の魚は、本土で食べる脂ののった魚と違いかなりタンパクだけど、上にかけてある米味噌がまた信じられないくらい の美味しさで、和えて食べるとこれがまあ絶品!なのだ。もう、美味い、美味い、美味い! このお店のシェフ、すごいな。 ご飯かパンが選べる。当然、ご飯。 椀物は、アーサー入りの白身魚のつみれ汁。 アーサーは、これも沖縄を代表する海草。青海苔のような風味で、味噌汁にとてもよく合う。この味噌汁を飲むと沖縄に来たなあって実感。 パパイヤの醤油付け。 パパイヤの漬物とか佃煮とかよく見かけた。これが、また美味しい。 デザートは、島豆腐のティラミス仕立て。 島豆腐は、煮絞りでなく生絞りの豆乳に海水から取った苦汁を使って作られるものらしい。鉄製の重石をのせて強く固めるので、重さは普通の豆腐の二倍、チャンプルー料理で炒めても型崩れしないのだ。 豆腐のティラミス、これがまた、甘くなくて、されどとても美味しいのだ。デザートまで、島の素材で攻めてくるなんぞは、お主やるなあという感じ。これ、また食べたいよー。 |
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