2019 02,22 19:28 |
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2018 08,19 15:48 |
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東京で行きそびれた「におい展」が札幌パルコで開催していた。行ってみたら最終日で、入場までにそこそこの行列。お昼を食べていなかったので、食べながら少し考えることに。 一つ上のフロアのレストラン街で道産豚のソテーをいただく。「ガーリック載せますか?」に「もちろん」と答えたけど、あれ僕の方が臭っちゃうかな? 食べ終えてから戻ってみても結局さっきと同じくらいの行列。ふと見ると同日に食事したレシートで入場料100円引きとの張り紙が。ちょうど手元にあるじゃないか。(笑) て、ことで並んだ。それほど待たずに入場。「いいにおいもあります」とのことで、最初は香水の臭いから始まる。途中にところどころ、香水の元や香木、コーヒー豆などで臭いを中和することができた。 くさやがレベル1だった。うそ、そんなにこの展覧会のレベルすごいの?子供の頃、くさやの臭いが耐えられず悶絶した経験があるよ。おそるおそる、久しぶりに嗅いでみたら、あれ?いい臭いじゃん。これ食欲そそるよ。(笑) これも思ったより強烈じゃなかった。フルーティーで、これもいけそうって思った。もしかして臭いのレベル抑えてあるのかな? レベル4の臭豆腐。これは、本場台湾の夜市で嗅いだことがある。思わず大声をあげてしまうほど強烈だった。そして、ここ。やっぱり臭いのレベル抑えてあるね。こんなもんじゃなかった。本当に近い臭いだと大変なことになるから、片鱗だけ嗅がせたって感じだね。 これも、まあ、それほどでもなく。 一番きつかったのはこれだ。むしろこの後の最強レベル「シュールストレミング」より強烈だった。鼻につく酸っぱい臭い、誰の足の臭いだろうという恐怖感。これが一番すごかったよ。 これも確かに臭かったけど、おそらく缶を開けたその瞬間がすごいんだろうなあ。だいぶ臭いが飛んでしまっていて、それほどでもなかった。むしろ、一人一個購入させて、その場で缶を開けさせたら、もっとすごかったろうなあ。 試みとしてはとっても面白いし楽しい。来場していた夏休みの子供達は大喜び。こうしたユニークな企画、これからも期待したいな。写真取り放題、SNSあげ放題だけど、においを伝えるのは難しいよねえ。表情でかな?(笑) |
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2018 08,18 15:24 |
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こちらも北海道立近代美術館と毎回セットで立ち寄ることにしている美術館。こじんまりしているが、訪れる人も少なく本当にゆったり鑑賞できる。 一階は、三岸好太郎の常設展。以前よりそんなに絵が上手じゃないなあとは心密かに思っていたのだが、今回家族連れの客に説明している美術館のスタッフが、「こちらは最初の入選作品です。どうです、そんなに絵が上手じゃないでしょ?当時の岸田劉生などと比べると確かに上手とは言えないのですが、写実主義じゃない新しい観点から評価されたのだと思います」って話してた。(笑) 二階の特別展は、「フランク・シャーマンコレクション選 」。戦後、GHQの印刷・出版担当として来日したフランク・シャーマンは、日本の文化、風景、美術にいたく感心し、多くの美術品を収集した。当時日本ではそれほど注目されていなかった藤田嗣治をパリに送り出し、世界的な画家となる道筋を敷いたことで有名だよね。 今回の展示は、道立近代美術館での展覧会を引き継いでの第二弾で小規模だったようだけど、猪熊弦一郎のパステル風景画がたくさんあって面白かった。シュールな現代アートなイメージだったので、こういう絵もたくさん描いていたのが新鮮だった。 フランク・シャーマンコレクション選 北海道立三岸好太郎美術館 9月2日まで。 |
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2018 08,18 12:44 |
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札幌を訪れた際には、必ず伺っている北海道立近代美術館。特別展「日本の美百花繚乱」が開催中だったので入館した。出口で気づいたけど、東京八王子市にある東京富士美術館所蔵品の企画展なんだって(笑)あー、でもうちからだったら八王子も札幌に行くのも時間的にそう変わらないかなあ。いやいや、そんなことはないね。(笑)でも東京富士美術館は、JR八王子駅からも遠いので、心理的な距離もすごく遠く、これまで行ったことがなかったので今回観られて良かったかも。 国宝や重要文化財の展示はなかったと思うけど、「洛中洛外図」や伊藤若冲の作品が数点だけれどもゆっくり鑑賞できたので良かった。圧巻は、最後の展示室の浮世絵。前期は、北斎の「冨嶽三十六景」全作展示だったらしいけど、鑑賞した後期は、広重の「東海道五拾三次」全作展示だった。どちらも大好きでいろんなところで何度も観ているけど、刷られた時期や保存状態によって随分と印象が変わるものだなあ。展示作品は、とっても保存状態がよく色が鮮やかだった。 日本の美百花繚乱 北海道立近代美術館 9月2日まで。 せっかくなので、常設展示も鑑賞。こちらの方は、空いていてさらにゆっくりじっくり観られるからいいね。 大好きな片岡球子。二点しかなかったけど、再会できて嬉しい。 手のマークがある作品は、触って鑑賞できる。視覚障がい者の方にも楽しんでもらえる。こういう展示は増えてほしいね。 触れる展示は、健常者にとっても面白い。いろんな感覚で鑑賞できる美術作品が増えるといいね。 |
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2018 08,03 17:42 |
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東京国立博物館で開催中の特別展「縄文-1万年の美の鼓動」へ。最近テレビでやたら取り上げられているので混んでいるかなあと思いきや、平日だったのでそこまでではなく、比較的ゆったり鑑賞できた。 一万年という長き時代、出土する地域も広域なため、様々なデザインの土器や土偶が展示されていた。土器は、どれも実用よりデザイン重視という感じで、とっても使いにくそう。でも鑑賞するには、とっても面白い。緻密なデザイン、国宝の土偶の優美な形は見ていて飽きない。ほぼ完全な形で残っているのも驚きだ。縄文のヴィーナス、セクシーなボディラインというより、手に持ちやすそうって思った。 縄文のポシェットも現代の高級ブランドの鞄にありそうで、洒落ていた。むしろ欲しい。(笑) 土偶や土器に投影された人間の形は、かなりデフォルメされているのに、動物や貝などは妙に写実的で本当に同じ時代のものなの?と不思議だった。 何故か心惹かれる造形。まだまだわからないことが多いから、勝手に想像を膨らませながら鑑賞するのも楽しいな。 特別展「縄文-1万年の美の鼓動」 東京国立博物館にて 9月2日(日)まで |
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2018 08,02 15:43 |
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明治、大正、昭和、平成を生きた版画家、平塚運一の展覧会を観に千葉市美術館へ。102歳で亡くなるまで創作活動を続けたすごい人だ。 |
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2018 07,25 17:17 |
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仕事で両国の江戸東京博物館に来たので、そういえば、ずっと行ってみたかったすみだ北斎美術館ってこの近くだったよなということで行ってみた。江戸東京博物館から徒歩数分だった。 そしてなんとも斬新な外観。メタリックで、あえて裏表がない設計なのだとか。入り口は建物の中心にある。シルバーな姿が映えるねえ。ここが北斎の浮世絵美術館とはとうてい思えない。現代美術館みたい。 北斎にインスパイアされた漫画を多く書いた「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL × HOKUSAI」といのをやっていた。こういう猫が北斎の絵をオマージュに書かれた絵が、オリジナルの北斎画と並べて展示されてた。 こちらは、常設展示。娘の応為と晩年の北斎の創作風景の展示。この人形、時々不気味に動く。(笑) 想像していたより小さな美術館で展示スペースもこじんまり。美術館というより市民ギャラリー風。 すみだ北斎美術館 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 |
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2018 06,04 12:54 |
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森美術館で開催中の「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」展へ。過去に同美術館で開催された「メタボリズムの未来都市展」に比べるとちょっと物足りなかった。膨大な資料の数に圧倒された前展覧会は、実現せずに幻と終ったぶっ飛びまくりの未来構想の展示が圧巻だったのだけど、今回は展示資料数も少なく、ワクワクする冒険心というかそういうのが無かったなあ。
これまで実現されてきた多くの名建築を模型や写真で振り返るのは素晴らしいのだけど、失われてしまった建築が多く、喪失感の方が勝ってしまった。 ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ 齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》※本作のみ動画撮影も可(1分以内) 丹下健三自邸 模型 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの 森美術館 2018年9月17日(月)まで。 森美術館は、月曜日も開館しているからいいよねえ。 |
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2018 05,24 13:03 |
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東京国立博物館はじめ、結講いろんな美術館、博物館に通っているので、今回の展覧会は、過去に観たことがある作品が多かったな。また、最近の東京国立博物館の展覧会と比べるとさしたる目玉作品に乏しく、館内がらーんとしていた。おかげでゆっくりじっくり鑑賞できた。 展示の仕方もいたって普通で、これまた最近の東博の特別展にしては、目新しいさがなかった。前半の展示に長谷川等伯の松林図屛風があったそうだけど、それも観たことあるしなあ。まあ今回も観たかったのではあるが。 とはいえ、伊藤若冲の鶴と鶏には圧倒された。ずっと観ていられる。目も心も絵から離れられない。同じ主題、構図の他の作家の作品と並べられていたが、やはり若冲はすごい。金持ちだったから、使っている絵の具も高価ではあるのでまた輝きも増してはいるのだけど。実物と写真がこうも違う作品は、なかなか無いと思う。動物の動きの一瞬をまさに捉えたその完璧な描写は、三次元のものをそのまま二次元に押しつぶしたような感するある。 そしてやっぱり、雪舟もすごい。墨の濃淡の世界に引き込まれた。 特別展「名作誕生-つながる日本美術」 東京国立博物館にて。5月27日(日)まで。 |
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2018 05,03 19:00 |
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本物にしか見えないけど、これミニチュア。実際は、とってもとっても小さい。細かい仕事に感嘆。 こんなに小さいの。それでも一つ一つが本当に本物そっくり。食べられるのでは思うほど。 巨人になった気分。 レストランのフルコースもミニチュア。 いやはや、美味しそう。 爪と同じサイズの卵かけ御飯。 部屋のインテリアとしてもいいよね。欲しいなあ。 ポーラ美術館なので、ポーラの化粧品もあった。(笑) ポーラ ミュージアム アネックス 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階 11:00-20:00(入場は19:30まで) 5月27日まで。会期中無休 入場料無料 |
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