2011 12,07 22:25 |
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最近の音楽には、めっぽう疎い僕だけど、にっし君が「これ好きなんじゃない?」と紹介してくれたのがNikki Jean。デビュー・アルバムが全曲ものすごいアーティストとの共作になっている。ボブ・ディラン、キャロル・キング、カーリー・サイモン、バート・バカラックなどなど。なんとも羨ましい限りのパートナーたちと共に作られたデビュー・アルバム『Pennies In A Jar』の出来映えに興奮していたら、初来日の情報が・・・。これは是が非にもということで、にっし君と行ってきた。 まだライブの経験ってそんなにないのかなあ?なんか近所のお姉さんがちょっと歌いに来たみたいな感じで、スターのオーラみたいのは無かったけど、その親しみやすさと素人っぽさが初々しかった。 されどやはり歌と音楽はしっかりしている。バンド演奏あり、ピアノのみの弾き語りあり、衣装替えも三度もあり(笑)、とても楽しいライブだった。 自身の作品の他に共作者の大ヒット曲のカバーも披露。一番好きな曲「Mercy of Love」が演奏されなかったのは残念だったけど、今後が本当に楽しみなアーティストの誕生の瞬間に立ち会ったという嬉しさに感慨も一入だ。 次のアルバムも来日も本当に楽しみだ。
Nikki Jean Japan Tour 2011
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2011 11,13 21:56 |
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大学の同級生だった三味線奏者であり作曲家である山本普乃の演奏会に出かけてきた。この演奏会は、普乃に門下のメンバー4人を加えた女性ばかり5人のユニットだ。長唄や端唄のような所謂三味線の古典ではなく、山本普乃が作曲した現代曲での構成が中心になっている。 場所は、南青山のMANDALA。バーカウンターもある、幻想的な照明の地下空間だ。 今回は、「粋&息」をテーマに山本の曲に加えて、杵屋正邦の楽曲、古典を交えてのプログラムとなった。 寄席演芸としての三味線は、とても馴染んでいるけど、三味線がメインの演奏は、それほど聴いたことがなく、まあ津軽三味線とかあるけど、これはとても新鮮な体験だった。 オープニングの山本の曲「モーニング」は、沖縄音階の楽しい曲。三味線五重奏のハーモーニーは、幻想的な空間の中で不思議な感覚を呼び起こす。次の杵屋による「巫女」は、戦後間もない頃の作品。時代の持つ色が如実に現れ、知らないのに懐かしい本来人間が持っている何かに訴えてくる調べだった。 後半の聴きものは、山本自作自演の「さち」。三味線一本で様々な調べを奏で、観客を引き込んでゆくその技に驚いた。 寄席でもお馴染みの端唄や新内、長唄の後は、山本の新曲の「SKY」。その名の通り、空に昇って行くかのような調べ、再び三味線五重奏のハーモーニーは、まるでプログレシッブ・ロックかジャズのインプロビゼーションのような素晴らしさだったなあ。 三味線で現代曲、面白かったなあ。また出かけてみようっと。 |
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2011 10,27 00:50 |
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久しぶりにビルボードライブ東京に行ってきた。厳密に言うと、連れて来てもらっちゃった。初めての今井美樹のコンサート。これまでそれほど聴いていたわけではないけれど、さすがに耳に馴染んだ曲も多く、また歌手生活25周年だそうだけど、声はすごく出てたねえ。トーク中は、ちょっと咳していたりしたけど、歌い出すとまるで別人。透明感ある高い声で観客を魅了していた。 伴奏はピアノだけ。だからスローテンポな曲が多かったけど、こうしたキャパの会場では、なんともぴったりだ。また、ここはお酒を飲みながら聴けるのがいいよねえ。有名な「PRIDE」もジャズっぽいアレンジだったよ。ここは、観客とステージが近いから、とってもアットホームな雰囲気だね。 事前にベストアルバムを聴いていたんだけど、前半は知らない曲ばかりだったなあ。後半は、ベストアルバムからの曲、テレビ東京のWBSのエンディング曲など馴染みある歌が並んだ。 出た当時は、それほど惹かれなかったけど、改めて聴く「Peace of my wish」は、とても良い曲だったなあ。個人的には、「おもいでに捧ぐ」、「春の日」、「The Days I spent with you」、「愛の詩」、「潮騒」、「半袖」なども聴きたかったんだよなあ。という訳でまた連れて行ってな。 |
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2011 06,25 19:36 |
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舞台には、昨年29歳の若さで急逝した渡辺淳さんの遺影が。脊髄損傷者の社会復帰を支援する彼の意志を継ぐ有志によって企画された追悼コンサートだ。その中には、自らも神戸で阪神大震災を経験したピアニストのTEMPEIさんもいた。 コンサートは、ヒップホップ・ユニットのINNER THOUGHTSからスタート。彼らは、故渡辺淳さんの幼馴染みだそうだ。故人の思いを言葉に託した"Know No Limit" が披露された。ラップとかヒップホップとかを聴くのは実は初めてだったので新鮮だった。 次いで、国際せきずい損傷リハビリテーションの代表である 伊佐拓哲さんが自らの協会の活動と渡辺さんの偉業を紹介した。伊佐さんは、脊髄損傷を負っており車いすで生活している。渡辺さんは、親友である伊佐さんのためにアメリカに留学し、脊髄損傷回復スペシャリストの資格を取得した。彼が脊髄損傷者のために尽くしたのは、伊佐さんへの友情がきっかけだったのだ。これがすごい。 続いて、登場した女性は、2006年の渋谷の温浴施設の爆発事故で脊髄損傷を負った人だった。医師からは、「生きているだけで奇跡、一生歩けない」と言われたそうだ。一時は生きていることの意味を失いかけていたが、渡辺さんとの出会いで再び、前向きな人生を歩みだした。 さまざまな人生があって、いろんなことが重なりあり、それが時に不幸で、時に幸福である。時に涙があり、その後で笑顔がやってくる。人生は、その繰り返し。そんなことを思った。 そしてTEMPEIさんの登場。披露した曲すべては、彼が作曲したものだ。優しく、強く、美しい、そんな演奏だった。曲の合間のトークで、彼の穏やかで優しい人柄が伝わってきた。 震災後に作曲した2曲も披露された。圧巻は、「フレイム」だったなあ。もう手と腕がものすごい早い動きで、まるで千手観音の腕の残像のようだった。 そしてラストは、このコンサートのために作詞(初めて作詞されたそう)・作曲された「Miracle is in the Method」をシンガーの梶原ひろみさんをゲストに迎え披露。アンコールでは、出演者・スタッフ全員が舞台に上がり、観客と一緒にこの曲を合唱した。 さまざまな思いと人生が交差したコンサートだった。 このコンサートの実現に尽力されたTEDxSeedsの伊藤さんに挨拶してから会場を出る。 一緒にコンサートに来ていた友人とりんかい副都心線に乗り新宿へ向かう。恵比寿駅に電車が入りかけた頃、車両が二両ほどホームから外れて停車。乗っていた電車が人身事故を起こしたというアナウンスが流れた。窓の外にホームが見えているのに電車から降りることができず缶詰状態。暫くして、電車の一両だけ扉が開いたので、そこから降りる。家に帰ってからWebでニュースを見たら、60〜70歳代の男性が線路に横たわって轢かれたそうだ。自殺だったらしい。ここでも人生というものを考えさせられた。 |
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2011 03,06 21:04 |
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イーグルスのコンサートに行って来た。結成40周年なんだと。 土曜はいっぱいみたいだったけど、日曜のスタンドは結構ガラガラだったよ。 近所でも有名なませがきだった僕は、小学生の頃からイーグルス聴いてた。さすがに「ホテル・カリフォルニア」はリアルタイムじゃないけど、「ロングラン」が発売された時は覚えているねえ。 イーグルスは、アメリカのバンドで一番好き。 メンバー全員がソングライターで、リードボーカルできて、楽器が弾ける。一つ一つの楽曲のクオリティも驚くほど高い。そして、ビートルズとはるほど、美しいコーラスを持つグループだ。 そのコーラスは、今も美しく生きていて、オープニングのアカペラの「Seven Bridges Road」でもう心を鷲づかみだ。 イーグルスの魅力は、メロディと編曲のアンサンブルもさることながら、詞がとても魅力的だ。韻を綺麗に踏みながら、隠し言葉や掛詞が多分に取り込まれ、単なる歌の歌詞というよりは、文学的な詩のように美しく、そして哲学的な奥深さも兼ね備えている。 特に「ホテル・カリフォルニア」は、まるでアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」や安部公房のシュールレアリズムの眩い世界のよう。音楽業界の批判にもとれ、金と欲望に執着する現代社会人への揶揄にもとれ、神秘的で暗喩に富んだ不思議な詞は、今も多くの人の心を掴んで離さない。 富も名声も手に入れたのに、それでも空しい成功者の切なさが心に染みちゃうんだよなあ。 正直、ドン・ヘンリーは、歌を歌うのつらそうだったなあ。でも、ティモシーやグレンの声は良かったよ。一番のりのりだったのは、ジョー・ウォルッシュだねえ。ドン・フェルダーとのツイン・ギターの「ホテル・カリフォニア」は聴けなかったけど、スーパー・パフォーマーだったなあ。ジョーがリードした曲が一番、ライブ・パフォーマンスぽかったなあ。 個人的には、「Take it to the limit」が良かったなあ。でも、これランディ・マイズナーの曲なんだよねえ。 しかし、メンバー全員が曲作りでき、ボーカルもとれると、本当にバラエティに富んだ楽曲に溢れるよなあ。 今回、「New Kid in Town」や「After the thrill is gone」が聴けなかったのが残念だけど、やっぱりイーグルスは最高だなあ。 Set list 01. Seven Bridges Road 02. How Long 03. I Don't Wanna Hear Anymore 04. Hotel California 05. Peaceful Easy Feeling 06. I Can't Tell You Why 07. Witchy Woman 08. Lyin' Eyes 09. The Boys Of Summer 10. In The City 11. The Long Run (Intermission) 12. No More Walks In The Woods 13. Waiting In The Weeds 14. No More Cloudy Days 15. Love Will Keep Us Alive 16. Best Of My Love 17. Take It To The Limit 18. Long Road Out Of Eden 19. Walk Away 20. One Of These Nights 21. Life's Been Good 22. Dirty Laundry 23. Funky #49 24. Heartache Tonight 25. Life In The Fast Lane (Encore) 26. Take It Easy 27. Rocky Mountain Way 28. Desperado |
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2010 09,24 21:47 |
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METでオペラを観たかったんだけど、今シーズンは、来週からだそうだので行けず。
で、オペラ座の隣のAvery Fisher Hallでニューヨーク・フィルのコンサートへ。ヴァイオリンの客演でイツァーク・パールマンが出てた。 ニューヨークのセレブに負けないよう、着物で出かけたよ。着物でクラシック、優雅な気分だ。 最初の曲は、R.シュトラウスの「ドン・ファン」、二曲目がメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」でパールマンが登場。杖を付いて出てきた。 座って演奏なんだけど、弾きだすと急に別の人格になったようで、ストラディバリウスから奏でる旋律には、うっとり。曲が終わるとスタンディング・オベージョン。全員総立ちだった。 あと、二曲、現代音楽的なのやったんだけど、どうも苦手なんだよねえ。 終わったら、観客がわれ先にと出口へ民族大移動。舞台では、まだ指揮者が楽団が拍手を受けているのに・・・。全世界的に、こんなになっちゃったんのかねえ? |
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2010 05,02 22:29 |
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こぶちゃんがオペラ座のチケットを取ってくれた。20時開演だったけど、モン・サンミッシェルからの帰りのバスがオペラ座前に着くのが19時30分。ぎりぎりだなあと思ってたけど、道の混雑などで遅れに遅れ、開演には間に合わず。途中でそれが分かったので、バスのトイレ休憩時間を利用して、にっし君とバスの中で着物に着替える。戻ってきた人たちが「何かあるんですか?」と不思議そうな顔して聞いてきた。(笑)
間に合わなかった時は、オペラ座の受付にチケットを置いておいてとお願いしておいた。15分の遅刻でオペラ・ガルニエに駆け込む。入り口で守衛さんに「今日の見学は終わったよ」と言われ、「夜のコンサートのチケット持っているんです」と中に入れてもらう。受付でチケットを受け取っていざ、夜のオペラ座へ。 受付が英語が通じて良かった。 劇場の案内係の人がとても親切だった。こちらも英語で対応してくれたし・・・。 何も知らずに来て見たが、今宵の出し物は、オペラやバレエじゃなく、ソプラノ歌手のソイレ・イソコスキのコンサート。ドイツ・リートの夕べだった。知っている曲、一つも無かったけど、美しい声とピアノの旋律、そして何とも言えないゴージャスな雰囲気に酔いしれた。 豪華な階段。開演前から期待が高まるよねえ。 ロビーの天井とかがまた豪華。本当にうっとり。 煌びやかな回廊は、はっきり言ってヴェルサイユ宮殿の鏡の間より素晴らしいよ。 オペラ座も着物で行ったよ。「ジャポネ?ジャポネ?」と囁きながら振り返る貴婦人多数。 以前来た時は、リハーサルしていて入れなかった場内。有名なシャンデリア、シャガールの絵の丸天井にうっとりだよ。 歌舞伎座もすげえなあと思ってたけど、やっぱり豪華さではこちらがすごいなあ。 着物でシャンゼリゼに続き、着物でオペラ座も達成! |
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2010 04,16 23:46 |
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素晴らしい余韻に浸っている。こんな素敵なコンサートは、そうはない。今日、世界中で一番美しい出来事があったのは、東京の日本武道館だ。 70年代を代表するアーティストのジョイントのコンサートだが、一部がキャロルで二部がジェームスみたいんじゃなくて、最初から最後まで二人は出ずっぱり。それぞれの名曲の数々を二人の演奏とコーラスで楽しめたのだ。 そして、ぶったまげるほどびっくりなのが、バックバンド。ギターにダニー・コーチマー、ドラムにラス・カンケル。もうこのままジャクソン・ブラウンも飛び入りかってくらいに豪華。そしてベースがリー・スカラー。もうあまりのゴージャスさに気絶しちゃいそう。 68歳と62歳とは思えぬ声量にこれまたびっくり。途中休憩が入ったのはご愛嬌か。 キャロル・キングは、NHKホール、東京国際フォーラムと今回で3回目で、過去それぞれに既に名曲を堪能していたけれど、今回も素晴らしかった。ただ、ほとんどの曲が「つづれおり」からで、他のアルバムのも聴きたかったんだけどねえ。特に「シティー・ストリーツ」なんかは、ライブ向きの曲が多いのになあ。 ジェームス・テイラーに関しては、もう涙、涙、涙。まさか、「Sweet Baby James」と「Fire and Rain」が生で聴ける日が来るなんてことは想像もしていなかった。武道館という大会場で聴くしっとりとした名曲は、不思議な世界だった。 スピーカーが良くなったのかねえ?武道館で音も声もすごく良く聴き取れた。 そして、そして、そして、やはり圧巻は、「You've got a friend」のデュエットだよー。もう震えるほど感動。 アンコールの「Up on the roof」も素敵だった。本当に何十年経っても美しいものは美しいと実感。 オーストラリア公演では、セットリストに無かった「Sweet Season」や「Natural Woman」がこれまた素晴らしかったよ。 |
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2010 03,29 23:17 |
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ジャパンツアーの最終日に行ってきた。ZEPP東京というところは初めて入ったよ。窮屈だねえ。もう二度と来たくないなあ。終演後も外に出るのが大変。落語「お菊の皿」のような大混雑。何か災害が起きたら確実に死ぬね、ここ。
さて、久しぶりのボブ・ディランのライブ。今回もリード・ギターのチャーリー・セクストンがかっこよかったっす。こんなに小さな小屋でボブのライブが観られるというのは感動ものだけど、やっぱり音は悪いねえ。音も声も割れるので、詞が聞き取りにくく、途中まで何の曲か分からないものが結構あったよ。とにかくイントロは違うし、アレンジも違うし、メロディまで違うので、詞が無いともとの曲が分かんないよ。 もう全ての曲が全く別の曲として生まれ変わったよう。新鮮な驚きなんかがあったりする。そして、演奏は気が狂うほど完璧で上手いよ。これぞスタジオ・レコーディングとは違うライブの醍醐味って感じ。生でこれだけすごい演奏ができるってすごいよなあ。 毎回17曲演奏していたみたいだけど、日によって半分以上楽曲が入れ替わり、日本公演だけで60曲以上あったんじゃないかねえ。 そして、最終日の今日。これまで演奏されなかったFourever Youngが・・・。前回の来日公演でも聴いて鳥肌だったけど、今回も感涙の号泣だよ。もう演奏の間中感動でトランス状態。 毎回演奏するLike a rolling stoneは、いいとして、All Along The Watchtowerのかっこよさには、しびれっぱなし。もう体中に電流が駆け巡ったね。 前回の来日公演のディランは、カリスマ的オーラが出まくりで近づき難い大スターって感じだったけど、今回は、観客に手を振ったりニコニコしたり(前回は笑顔なんか見せなかった、それがかっこよかったけど)、親しみやすい近所のお爺ちゃんって感じだった。 そして、今回の日本公演では、アンコールは1回だけだったのに、最終日の今日は、2回目のアンコールがあり、日本公演最後の曲は、Blowin' In The Windだったよ。 ああ、音楽っていいねえ。こんな爽やかな感動の後は、ちょっぴり誰かに優しくしたくなるね。 <Set List> Tokyo, Japan Zepp Tokyo March 29, 2010 1. Rainy Day Women #12 & 35 2. It's All Over Now, Baby Blue (Bob on guitar) 3. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine) 4. My Wife's Home Town 5. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met) 6. Spirit On The Water 7. Cold Irons Bound 8. Desolation Row 9. The Levee's Gonna Break 10. When The Deal Goes Down 11. Highway 61 Revisited 12. Can't Wait 13. Thunder On The Mountain 14. Forever Young (1st encore) 15. Like A Rolling Stone 16. Jolene 17. All Along The Watchtower (2nd encore) 18. Blowin' In The Wind |
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2009 11,22 23:17 |
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夜は、座・高円寺のcafe Henri fableに開かれた知人のライブへ。施設がとても素敵だった。
一人で寂しいかなあと思ったら、知り合いの竹内さんやら小俣さんやら廣江さんやら、他にもITmedia系の方がたくさんいらしてた。(笑) さてステージは、二部構成。最初は、中村 哲さんによるギターのライブ。スラップ奏法というギターを叩いて演奏するのだけど、これがかっこよく、オリジナルもカバーの曲もどちらも聴き入ってしまった。全身でリズムをとり、体中から音楽が発せられていた。 後半は、我らがricolaの 登場。三回も衣装チェンジして、独特の世界を表現していた。歌は、やっぱり生で聴くと全然違うね。高音も綺麗に出ていて耳に心地よかった。演劇的な要素 も取り入れられていた。願わくば、一つのストーリーがあって、その中に歌が散りばめられていれば、一つの舞台のようでもっと良いのになあと思った。 それでも十分堪能して、音楽に酔いしれる夜だった。 ricolaさん、とっても光輝いていたのよねえ。自分を表現する楽しさに溢れ、またそれが大いに観客に伝わってきた。あと、ギターの中村さんも交えたセッションも聴きたかったなあ。 ricolaさんに挨拶してから、竹内さんと一緒に駅まで帰った。 |
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