2019 03,09 22:41 |
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ユーミンのコンサートに行ってきた。実は、初めて。マツコの知らない世界で、そのド派手なパフォーマンスを見て、一度は見てみたかったの。どちらかというと荒井由実時代の曲が好きなので、なんとなーくこれまでコンサートは疎遠だった。 コンサートというよりは、ショーだね。これは、日本が誇るエンターテイメントの極致だ。後半は、知らない曲が多かったけど、ビジュアル的演出もすごいし、生バンドだし、すごく楽しめた。もう一回観たいなあ。 アンコールでは、荒井由実時代の代表曲もやったし、ジーンときちゃった。ヒット曲が多すぎて、あの曲もこの曲もやらないの?というのは仕方がないけど、観客全員が大合唱できるというのは本当にすごいよねー。 |
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2018 12,22 21:00 |
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竹原ピストルのコンサートに行ってきたよ。今年は、NHKホールに続いて二度目、そしてなんと武道館。 今回は、アリーナ席で結構前の方の席だった。武道館でもギター一本の弾き語り。箱の大きさって関係ないんだねえ、圧巻のコンサートだった。派手なセットもなく、竹原ピストル一人。照明もシンプルだったけど、それがかえって渋くてかっこいい。 ギターの弦は二回切れた。30曲を超えるセットリストだったけど、始めから最後まで全く衰えない声量と迫力に圧倒された。 新曲も5曲もあった。大杉漣さんの思い出を歌った「藍色のハンカチ」が沁みたねえ。そして、武道館ならでは、「よー、そこの若いの」の大合唱は、竹原ピストルにどう届いたのかなあ。 今回初めて両親をライブに呼んだんだって。「こんなすごい優しいお客さんに支えられてるんだぜ」なんて、泣けてくるじゃないか。 披露された新曲が入るだろう次のアルバムが楽しみ! そしてまた来年も竹原ピストルのライブに行きたいなあ。 素敵なライブをありがとう。また来るよ! |
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2018 06,14 22:00 |
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最新アルバム「GOOD LUCK TRACK」を引っさげての竹原ピストルのツアーがNHKホールからスタートした。昨年の中野サンプラザでも驚いたけど、バックバンド無し、竹原ピストルたった一人で弾き語りのステージをさらにキャパを増やして実現でソールドアウト。どんどんビッグになっていくねえ。
相変わらずのど迫力の声量は、NHKホールでもマイクいらねえんじゃねえの?と思うほど。アコースティック・ギター、ブルースハープそして歌声だけで約2時間半、これだけの厚みある音楽を奏でられるのが本当に不思議。全く飽きずにぐいぐいステージに引き込まれた。 いくつか大好きな曲が演奏されなかったけど、「俺のアディダス」が聴けて良かった。これまさに彼の真骨頂。こうした歌を歌う人、歌える人、彼以外にはいないと思う。 ニューアルバムが出たばかりだというのに、そのアルバムに入っていない新曲が2曲も披露されるなどサービス精神もたっぷりだ。 NHKホールから始まったこのツアー、全国を周ってなんと最終ステージは、日本武道館。武道館もたった一人、ギター一本の弾き語りでいくんだよね?すごいなあ。もちろんチケットは、入手済み。楽しみだ。 最新アルバムは、こちら。
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2018 06,10 21:00 |
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人間が作り出した最も美しい音色を奏でる楽器、ストラディヴァリウス。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、その全てがストラディヴァリウス、演奏するのはベルリン・フィルのメンバーというなんとも贅沢なコンサートへ出かけてきた。 総額90億円のストラディヴァリウスという情報が脳味噌に刷り込まれているというのもあるんだけど、低音から高音、ピチカートにいたるまで本当に美しい音色がふわりと優しくまるで耳元で音が生まれているような感覚は、生で聴く醍醐味だ。 ヴィオリン7人、ヴィオラ2人、チェロ2人、コントラバスとチェンバロは1人づつという構成。 <プログラム> モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調 KV.138(125c) Mozart: Divertimento in F Major, KV.138(125c) J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 J.S.Bach: Concerto for 2 Violins in D minor, BWV1043 シュテファン・コンツ:フォルクレとバリエールの作品による 2つのチェロと通奏低音、弦楽合奏のためのフランス組曲 Stephan Koncz: French Suite after works by Forqueray and Barriere for 2 Violoncelli, Basso continuo and Strings ブルッフ:ロマンス 作品85 Bruch: Romanze for Viola and Strings, op.85 チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 作品48 Tchaikovsky: Serenade for Strings in C Major, op.48 最初と最後の曲は、全員で。間の三曲は、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラがそれぞれソロを取る。どれも素晴らしかったけど、個人的には、ブルッフのロマンスのヴィオラのソロに、魔法にかかったように陶酔してしまった。 ストラディヴァリウスの持つ不思議な力とプロフェッショナルの演奏家による完璧なハーモーニーは、もう感涙もの。今回この企画すでに12回目ということだが、今まで来ていなかったことを後悔。次回も絶対に聴きたいと思った。 <アンコール> グリーグ:組曲『ホルベアの時代より』第1楽章 前奏曲 ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」第2楽章 バルトーク:『ルーマニア民俗舞曲集』より第6曲 アンコールもサービスたっぷり。赤坂サントリーホールにて。 |
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2018 05,13 17:02 |
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大好きなベートーヴェンのピアノソナタを聴きに横浜のみなとみらいホールで開催された清水和音のピアノ・リサイタルへ。最近は、メジャーなプログラムに惹かれるねえ。清水和音さんのピアノは、先月三大ピアノ協奏曲の響宴でも聴いたばかりだ。
今回のプログラムは、ベートーヴェンのピアノソナタの中でも有名中の有名な四曲だ。 【オール・ベートーヴェン・プログラム】 ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 「悲愴」 op.13 ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 「ワルトシュタイン」 op.53 ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 「月光」 op.27-2 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」 op.57 <アンコール> ショパン ノクターン op32-2 どれも耳に馴染みの曲ばかり。僕は、ベートーヴェンって交響曲よりピアノソナタの方が好きだなあ。「悲愴」「月光」の甘美な旋律、「ワルトシュタイン」「熱情」の清水さんの超絶技巧に酔いしれた。個人的には、一番好きな「ハンマークラヴィーア」も聴きたかったなあ。 11月にエフゲニー・キーシンが来日して、「ハンマークラヴィーア」を演奏するらしいから、これは行きたいなあ。平日の夜なんだけど。 |
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2018 04,08 16:44 |
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サントリーホールへ東京フィルハーモニー交響楽団の演奏を聴きに行った。今回のプログラムは、子供の頃が耳に馴染んでいる超有名な曲ばかり。 【ピアノ】清水和音 【指 揮】梅田俊明 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 【演奏曲目】 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18 <アンコール> フォーレ(マーク・ワイルド編曲):夢のあとに 個人的には、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は思い出深いんだよねえ。子供の頃に観た高倉健主演の映画「冬の華」で効果的に使われていて、クラシックっていいなあとのめり込むきっかけとなった曲。やはり、クラシックは生演奏で聴くのがいいよねえ。サントリーホールは、音響がいいからピアノの音も本当によく聞こえる。そして、清水和音さんの演奏、素晴らしい。びっくりしたのは、ピアノの弦が切れたこと。張り替えるのでちょっと待たされた。(笑) ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、フィギュア・スケートの伴奏曲でも使われていて、最近よく耳にするよね。 超メジャーな曲で、本当に楽しかったなあ。名曲は、何度聞いても飽きない。 |
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2017 12,21 23:29 |
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初めて竹原ピストルのライブへ。タイトルに弾き語りとあったけど、本当に竹原ピストル一人の弾き語りだった。ドラムもベースもエレキギターも無い。アコースティックギターと時折ブルースハープのみでたっぷり2時間超え。オープニングから中野サンプラザホールでもマイクいらないんじゃないのと思うほどのすごい声量でぶっ放す。アコースティックギターでの弾き語りだから、バラードやフォーク調の曲ばかりなのかなと思ったけど、「ちぇっく!」や「ママさんそう言った」などアップテンポの曲のど迫力に度肝を抜かれ、放たれる言葉の重みが胸にジーンと迫る。久しぶりにすごいものを観た。魂が震えるライブとは、こういうものだな。
微笑ましいMCや観客との掛け合いの中に、竹原ピストルの人間的な優しさが溢れ、こういうのがまたファンを惹き付けるのだね。 パワー溢れる迫力ある曲もいいけど、個人的には、「全て身に覚えのある痛みだろう?」、「カモメ」、「ただ己が影を真似て」や「俺たちはまた旅に出た」にやはりジーンときちゃったねえ。 中島みゆきの「ファイト」、吉田拓郎の「落陽」、ビートたけしの「浅草キッド」などカバーも竹原流に新たな命を吹き込まれた感じで良かったねえ。アンコールも6曲くらいあった。アンコールで新曲披露とか新鮮だった。(笑) コンサートは全てソールドアウト。至極納得。これは、生で聴きたいもの。次回もまた行きたいな。 <セットリスト> ライブイン和歌山 虹は待つな橋をかけろ みんなー、やってるか 最期の一手~聖の青春~ よー、そこの若いの 僕は限りない リョウジ オールドルーキー ママさんそう言った ちぇっく アメージンググレイス 全て身に覚えのある痛みだろう ただ己が影を真似て マスター、ポーグスかけてくれ ため息逆さにくわえて風来坊 Forever young たとえばヒロ、お前がそうだったように 一等賞 カウント10 カモメ ファイト 落陽 浅草キッド ドサ回り数え歌 <アンコール> 俺たちは旅に出た わたしのしごと オーバーザオーバー here we go ぐるぐる |
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2017 12,16 23:32 |
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丹下健三建築の東京カテドラル聖マリア大聖堂でバロックのコンサートに行ってきた。教会なので、祭壇の上がステージ。バロック合奏団の演奏で、ステージ上には、ピアノではなくチェンバロが置かれていた。柱の無い広々とした空間に荘厳な雰囲気が加わり、なんとも神聖な気分。高い天井にも、よく音が響く。以前からこの丹下の教会建築の中でクラシックのコンサートを堪能してみたかったのだよねえ。 前半は、バロックの名曲集、休憩をはさんで後半はクリスマス・コンサート。演奏は、チェコのプラハ・バロック合奏団。全曲有名で耳に馴染みの曲ばかり。生の楽器の音は、本当にいいなあ。耳に心地良く、そして心に染みた。空間と音楽の醸し出すこのハーモニーは、なかなか普通のホールでは出せないよね。そして、バロック音楽の旋律の美しさに酔いしれた。 <プログラム> パッヘルベル 「カノン」 J.S.バッハ 「G線上のアリア」 アルビノーニ 「オーボエ協奏曲 ニ短調」第2楽章アダージョ ヴィヴァルディ 「ファゴット協奏曲 ホ短調」 第1楽章アレグロ マルチェッロ 「オーボエ協奏曲 ニ短調」 第2楽章アダージョ ヘンデル 「ハープシコード協奏曲 変ロ長調」 第1楽章アンダンテ〜アレグロ J.S.バッハ 「カンタータ」 第156番より「シンフォニア」 ヘンデル 「オンブラ・マイ・フ」 カッチーニ 「アヴェ・マリア」 ヘンデル オラトリオ「ソロモン」より「シバの女王の入城」 --休憩-- J.S.バッハ/グノー 「アヴェ・マリア」 J.S.バッハ 「主よ、人の望みの喜びよ」 アダン 「オー・ホーリー・ナイト」 賛美歌 「ひいらぎ飾ろう」 クリスマス・キャロル 「もみの木」 賛美歌 「荒野の果てに」 賛美歌 「牧人ひつじを」 賛美歌 「天には栄え」 グルーバー 「きよしこの夜」 クリスマス・キャロル 「みそらにこだます」 賛美歌 「もろびとこぞりて」 ヘンデル 「ハレルヤ」 --アンコール-- ヘンデル 歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」 チェコのクリスマス・キャロル ヘンデル 歌劇「リナルド」よりアレグロ |
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2017 10,29 17:31 |
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今日は、大好きなヴァイオリニストのイツァーク・パールマンのコンサート。サントリーホールへ行ってきた。台風が迫っていたので心配だったけど、無事開催。
パールマンのコンサートは、2010年に行ったニューヨークのAvery Fisher Hall以来。その時は、ニューヨーク・フィルをバックにメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」だった。今回は、ロハン・デ・シルヴァをピアノ伴奏にしたソロ・リサイタルだ。サントリーホールも久しぶり。今日は、雨で細い通路の傘立てに傘を預けての入場でちょっと混雑したけど、やっぱりこのホールは素晴らしいなあ。ちょっとお洒落して出かけたくなる。 今日のプログラム シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ ト短調 ヴァイオリン名曲集 チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ フィオッコ:アレグロ クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より行進曲 J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト クライスラー:中国の太鼓 <アンコール> ヴィエニャフスキ:エチュード.カプリースより第4番 バラエティーに富んだプログラムだった。同じ主題が繰り返されるベートーヴェン、変幻自在で流れるようなドビュッシーと、時代、時代でこんなにも曲の感じが変わるんだねえ。72歳とは思えぬパワフルな演奏、叙情的な旋律では心の琴線に触れる音色とパールマンの表現力には圧倒された。 ヴァイオリン名曲集では、パールマンが何を演奏しようかと考えながら、伴奏のシルヴァがその度、譜面を探してと面白かった。過去に演奏した演目とその日の気分で曲を決めているとのこと。大好きなチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」には、ジーンときた。大好きな曲を大好きな演奏家が演奏してくれる、こんな幸せなことはないよね。パールマンが聴衆に語りかけるよう曲を紹介する様は、温かい人柄が滲み出てとっても良かった。 この後、福岡、そしてまた東京のサントリーホールに戻ってくる。東京公演は、両日ともソールドアウトとのこと。日本公演最終は、大阪。他の公演での名曲集は、何を演奏するのか気になるな。 |
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2017 10,17 23:56 |
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一番好きなミュージシャン、ジャクソン・ブラウンのコンサートへ行ってきた。演奏曲が毎回何曲か入れ替わるだけに東京公演3日間全公演行きたかったけど、仕事をしているとなかなかままならないからねえ。 途中休憩をはさんで約3時間、たっぷりと名曲に酔いしれた。それでも、あの曲が聞きたかったと好きな曲がたくさんあるだけに時間は足りないくらいだったなあ。 オープニングは、なんとThe Waiting。先日亡くなったTome Pettyのヒット曲で、彼への追悼を表してで、初っ端からジーンときちゃったな。他にもWarren Zevonの曲や別の日はには同じく今年亡くなったGregg Allmanに捧げるThe Allman Brothers Bandの「Melissa」などが演奏された。アンコールもGlenn Freyとの共作「Take It Easy」を演奏するなど、どことなく寂しさも感じちゃったなあ。 この日のセットリストは、こちら。 <第一部> 1.The Waiting (Tom Petty and the Heartbreakers cover) 2.Some Bridges 3.The Long Way Around 4.Rock Me on the Water 5.Looking East 6.Farther On 7.These Days 8.Just Say Yeah 9.Your Bright Baby Blues <第二部> 10.Something Fine 11.Lawyers, Guns and Money (Warren Zevon cover) 12.The Naked Ride Home 13.Fountain of Sorrow 14.Lives in the Balance 15.Call It a Loan 16.Love Needs a Heart 17.The Barricades of Heaven 18.The Pretender 19.Doctor My Eyes 20.Running on Empty <アンコール> 21.Somebody's Baby 22.Take It Easy 個人的には、会場からのリクエストで大好きな「Farther On」が演奏されたことにジーンときた。リクエストしてくれた人、ありがとう! そして、これまた大好きな「Your Bright Baby Blues」も演奏されたので嬉しかった。ただオリジナルのピアノ・バージョンが好きなんだけど、最近のステージではギターバージョンだよねえ。でも名曲には変わりなく、本当に大好き。 Jacksonのステージのすごいところは、シングルカットされヒットした曲以上に、それ以外の曲が盛り上がる。ファンの誰しもが忘れられない曲がそれぞれアルバムの中にあり、その曲とのステージでの邂逅を願っているんだよねえ。 バンドの演奏も素晴らしく、本当に素晴らしい夜だった。渋谷のオーチャードホールにて。 あと何回Jacksonのライブに行けるかなあ? |
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