2017 12,21 23:29 |
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微笑ましいMCや観客との掛け合いの中に、竹原ピストルの人間的な優しさが溢れ、こういうのがまたファンを惹き付けるのだね。 パワー溢れる迫力ある曲もいいけど、個人的には、「全て身に覚えのある痛みだろう?」、「カモメ」、「ただ己が影を真似て」や「俺たちはまた旅に出た」にやはりジーンときちゃったねえ。 中島みゆきの「ファイト」、吉田拓郎の「落陽」、ビートたけしの「浅草キッド」などカバーも竹原流に新たな命を吹き込まれた感じで良かったねえ。アンコールも6曲くらいあった。アンコールで新曲披露とか新鮮だった。(笑) コンサートは全てソールドアウト。至極納得。これは、生で聴きたいもの。次回もまた行きたいな。 <セットリスト> ライブイン和歌山 虹は待つな橋をかけろ みんなー、やってるか 最期の一手~聖の青春~ よー、そこの若いの 僕は限りない リョウジ オールドルーキー ママさんそう言った ちぇっく アメージンググレイス 全て身に覚えのある痛みだろう ただ己が影を真似て マスター、ポーグスかけてくれ ため息逆さにくわえて風来坊 Forever young たとえばヒロ、お前がそうだったように 一等賞 カウント10 カモメ ファイト 落陽 浅草キッド ドサ回り数え歌 <アンコール> 俺たちは旅に出た わたしのしごと オーバーザオーバー here we go ぐるぐる |
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2017 12,16 23:32 |
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丹下健三建築の東京カテドラル聖マリア大聖堂でバロックのコンサートに行ってきた。教会なので、祭壇の上がステージ。バロック合奏団の演奏で、ステージ上には、ピアノではなくチェンバロが置かれていた。柱の無い広々とした空間に荘厳な雰囲気が加わり、なんとも神聖な気分。高い天井にも、よく音が響く。以前からこの丹下の教会建築の中でクラシックのコンサートを堪能してみたかったのだよねえ。 前半は、バロックの名曲集、休憩をはさんで後半はクリスマス・コンサート。演奏は、チェコのプラハ・バロック合奏団。全曲有名で耳に馴染みの曲ばかり。生の楽器の音は、本当にいいなあ。耳に心地良く、そして心に染みた。空間と音楽の醸し出すこのハーモニーは、なかなか普通のホールでは出せないよね。そして、バロック音楽の旋律の美しさに酔いしれた。 <プログラム> パッヘルベル 「カノン」 J.S.バッハ 「G線上のアリア」 アルビノーニ 「オーボエ協奏曲 ニ短調」第2楽章アダージョ ヴィヴァルディ 「ファゴット協奏曲 ホ短調」 第1楽章アレグロ マルチェッロ 「オーボエ協奏曲 ニ短調」 第2楽章アダージョ ヘンデル 「ハープシコード協奏曲 変ロ長調」 第1楽章アンダンテ〜アレグロ J.S.バッハ 「カンタータ」 第156番より「シンフォニア」 ヘンデル 「オンブラ・マイ・フ」 カッチーニ 「アヴェ・マリア」 ヘンデル オラトリオ「ソロモン」より「シバの女王の入城」 --休憩-- J.S.バッハ/グノー 「アヴェ・マリア」 J.S.バッハ 「主よ、人の望みの喜びよ」 アダン 「オー・ホーリー・ナイト」 賛美歌 「ひいらぎ飾ろう」 クリスマス・キャロル 「もみの木」 賛美歌 「荒野の果てに」 賛美歌 「牧人ひつじを」 賛美歌 「天には栄え」 グルーバー 「きよしこの夜」 クリスマス・キャロル 「みそらにこだます」 賛美歌 「もろびとこぞりて」 ヘンデル 「ハレルヤ」 --アンコール-- ヘンデル 歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」 チェコのクリスマス・キャロル ヘンデル 歌劇「リナルド」よりアレグロ |
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2017 10,29 17:31 |
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今日は、大好きなヴァイオリニストのイツァーク・パールマンのコンサート。サントリーホールへ行ってきた。台風が迫っていたので心配だったけど、無事開催。
パールマンのコンサートは、2010年に行ったニューヨークのAvery Fisher Hall以来。その時は、ニューヨーク・フィルをバックにメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」だった。今回は、ロハン・デ・シルヴァをピアノ伴奏にしたソロ・リサイタルだ。サントリーホールも久しぶり。今日は、雨で細い通路の傘立てに傘を預けての入場でちょっと混雑したけど、やっぱりこのホールは素晴らしいなあ。ちょっとお洒落して出かけたくなる。 今日のプログラム シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ ト短調 ヴァイオリン名曲集 チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ フィオッコ:アレグロ クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より行進曲 J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト クライスラー:中国の太鼓 <アンコール> ヴィエニャフスキ:エチュード.カプリースより第4番 バラエティーに富んだプログラムだった。同じ主題が繰り返されるベートーヴェン、変幻自在で流れるようなドビュッシーと、時代、時代でこんなにも曲の感じが変わるんだねえ。72歳とは思えぬパワフルな演奏、叙情的な旋律では心の琴線に触れる音色とパールマンの表現力には圧倒された。 ヴァイオリン名曲集では、パールマンが何を演奏しようかと考えながら、伴奏のシルヴァがその度、譜面を探してと面白かった。過去に演奏した演目とその日の気分で曲を決めているとのこと。大好きなチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」には、ジーンときた。大好きな曲を大好きな演奏家が演奏してくれる、こんな幸せなことはないよね。パールマンが聴衆に語りかけるよう曲を紹介する様は、温かい人柄が滲み出てとっても良かった。 この後、福岡、そしてまた東京のサントリーホールに戻ってくる。東京公演は、両日ともソールドアウトとのこと。日本公演最終は、大阪。他の公演での名曲集は、何を演奏するのか気になるな。 |
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2017 10,17 23:56 |
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一番好きなミュージシャン、ジャクソン・ブラウンのコンサートへ行ってきた。演奏曲が毎回何曲か入れ替わるだけに東京公演3日間全公演行きたかったけど、仕事をしているとなかなかままならないからねえ。 途中休憩をはさんで約3時間、たっぷりと名曲に酔いしれた。それでも、あの曲が聞きたかったと好きな曲がたくさんあるだけに時間は足りないくらいだったなあ。 オープニングは、なんとThe Waiting。先日亡くなったTome Pettyのヒット曲で、彼への追悼を表してで、初っ端からジーンときちゃったな。他にもWarren Zevonの曲や別の日はには同じく今年亡くなったGregg Allmanに捧げるThe Allman Brothers Bandの「Melissa」などが演奏された。アンコールもGlenn Freyとの共作「Take It Easy」を演奏するなど、どことなく寂しさも感じちゃったなあ。 この日のセットリストは、こちら。 <第一部> 1.The Waiting (Tom Petty and the Heartbreakers cover) 2.Some Bridges 3.The Long Way Around 4.Rock Me on the Water 5.Looking East 6.Farther On 7.These Days 8.Just Say Yeah 9.Your Bright Baby Blues <第二部> 10.Something Fine 11.Lawyers, Guns and Money (Warren Zevon cover) 12.The Naked Ride Home 13.Fountain of Sorrow 14.Lives in the Balance 15.Call It a Loan 16.Love Needs a Heart 17.The Barricades of Heaven 18.The Pretender 19.Doctor My Eyes 20.Running on Empty <アンコール> 21.Somebody's Baby 22.Take It Easy 個人的には、会場からのリクエストで大好きな「Farther On」が演奏されたことにジーンときた。リクエストしてくれた人、ありがとう! そして、これまた大好きな「Your Bright Baby Blues」も演奏されたので嬉しかった。ただオリジナルのピアノ・バージョンが好きなんだけど、最近のステージではギターバージョンだよねえ。でも名曲には変わりなく、本当に大好き。 Jacksonのステージのすごいところは、シングルカットされヒットした曲以上に、それ以外の曲が盛り上がる。ファンの誰しもが忘れられない曲がそれぞれアルバムの中にあり、その曲とのステージでの邂逅を願っているんだよねえ。 バンドの演奏も素晴らしく、本当に素晴らしい夜だった。渋谷のオーチャードホールにて。 あと何回Jacksonのライブに行けるかなあ? |
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2017 04,15 21:31 |
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12年ぶりにノラ・ジョーンズのコンサートへ行って来た。12年前のノラは、とっても初々しくて、曲が終わる度に、観客に「どうだった?」と聞いて、観客の拍手喝采で、「Yes!」とやったのポーズでとっても可愛いかったけど、今回はもはや大スターの貫禄たっぷりで堂々としていたなあ。
最初の30分は、バックバンドの精鋭Aloysius 3のオープニング・アクト。キーボードがムーグシンセサイザーの音ぽっくて、キース・エマーソンを思い出し、ちょっとしみじみしちゃった。 20分の休憩後、ノラ・ジョーンズ登場。今回の日本公演は、日によってセットリストが結構変わっていて、たくさんの曲を準備してきているんだなあと感心しちゃった。 新旧織り交ぜての選曲、アルバムとは違うアレンジでものすごく楽しめた。これがライブの醍醐味だよねえ。 <セットリスト> 1. Long Way Home 2. I've Got To See You Again 3. Day Breaks 4. Out On The Road 5. Sinkin' Soon 6. Tragedy 7. Chasing Pirates 8. Nightingale 9. Lonestar 10. Stuck 11. Don't Know Why 12. Seven Years 13. Little Broken Hearts 14. The Nearness of You 15. Peace 16. Flipside 17. Carry On <アンコール> 18. Sunrise 19. Creepin' In 20. Come Away With Me 個人的には、他の日では演奏されなかったSeven Yearsをやってくれたことが嬉しかったなあ。やっぱり、好きな曲がかかるとジーンときちゃう。舞台はシンプル、映像を流すスクリーンもない、バックダンサーもいない、演奏と歌だけで武道館の客を満足させる。音楽と演奏が素晴らしければ、他に何にもいらないんだよなあ。 |
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2017 01,07 22:45 |
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バンド編成だと楽曲に厚みが出ていいなあ。ドラム、ギター、ヴァイオリン、ベース、サックス、どれも演奏が素晴らしく、アンサンブルもソロパートも、もっともっと聴いていたかった。加えてコーラスのハーモニーも圧巻で、音楽って本当にいいものだと実感できるコンサートだった。 バンド編成のロック調のアレンジで、かっこよく甦ったふきのとうの名曲「白い冬」にジーンときた。 ふきのとう時代の曲とソロ時代の曲のバランスも良く、そして今回は新曲も数曲披露され、今年は新作アルバムが制作されるという嬉しいお知らせもあった。 舞台上のアーティストと観客がまるで家族のような温かいアットホームなコンサートだったなあ。今回、初めて細坪さんのコンサートに来たけど、また絶対行きたいと思ったよ。なんという素晴らしい歌声、ハーモニー、演奏、そして優しい人柄にノックダウンだ。 大井町・きゅりあん大ホールにて。 |
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2016 08,11 22:58 |
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ウィーンの街中を歩いていると、モーツァルト時代のコスチュームでカツラを被った売り子たちがひっきりなしに声を掛けてくる。たまにニーハオって言われたけど、日本語で話しかけられるのがほとんど。観光客にあわせて話しかける言語を替えているから、なかなか商売熱心。 7月8月のウィーンは、コンサートのオフシーズン。オペラ座もオペラ公演は無いし、ウィーン・フィルは海外遠征に行っている。それでも、ここは音楽の都。全く音楽がないわけではない。この怪しげな客引きのモーツァルト・コンサートを始め、似たような演奏会やレストランでの生演奏などは一年中やっている。 ちょっと怪しげだったけど、JCBプラザに行ったら、そこでも扱っていたので、行ってみることにした。一番の目的は、ウィーン・フィルの本拠地である楽友協会の通称ゴールデンホールに入れるから。そう、あのニューイヤー・コンサートの会場だ。 座席指定ができたので、フラットで前の人が気になるよりは、二階席の最前列の方がいいと思い、そこを予約する。75ユーロ。 会場に着いて、チケットを交換すると、予約した席と違う。「予約した席と違うのだけど」と言ったら、受付の女性が「いいのよ、アップグレードしておいたわ」だって。確かにチケットには95ユーロって書いてある。いやいや、値段の問題じゃなくて、見やすさからそこを選んだのだと言っても、「ごめーん、もうその席は、他の人の席になっちゃったのよ」だって、もうどういうシステムなの? 会場に入る。おー、名前の通りゴールドだ。ここもパイプオルガンが立派だ。 天井の意匠も見事。 し、しかし、演奏会を静かに聴くという優雅さとはかけ離れた世界。モーツァルト時代のコスチュームで誰もが知っている名曲を演奏してくれ、それ自体はとってもいいのだけど、もうまさに見世物小屋。演奏中も写真撮り放題、おまけにフラッシュ撮影あり、自撮り棒有り、ずっと立ち上がって聞く人、泣き出す赤ちゃん、大声で話し続ける団体客ともうカオス状態。客席の半分は中華系でマナーなどはどこ吹く風。ただ、マナーが悪いのは中華系だけじゃなくて、西洋人も似たようなもの。およそ、音楽を聴くというより、ディズニーランドの屋外のショーを見ている感じ。ザルツブルク音楽祭のフォーマルで落ち着いた雰囲気は微塵もなく、観光客向けと割り切ったショーなのだね。係員も警備員も「早く終らねえかなあ、金のためでしょうがねえ」とつまらなそうな表情でぶすっと椅子に座って、何を注意するでもなくいいかげん。 まあ、はなからこんなものと割り切って観ればいいのかもしれなけど。音楽を聴きたい人には、あまりお薦めできないな。 まあ、モーツァルトの曲や歌劇からのアリアの抜粋、シュトラウスの「美しき青きドナウ」「ラデツキー行進曲」など超メジャーな曲しかやらないので、万人が楽しめる構成ではあるけどね。 プレゼントだよって、CDをくれた。まだ聴いてないけど。(笑) |
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2016 02,27 17:53 |
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久しぶりの池袋。何年ぶりだろうか?昔は、池袋演芸場に足しげく通っていたけど、最近はちょっとご無沙汰だった。あいかわらず、池袋駅の人の多さには、やはり辟易。渋谷同様、用が済んだら逃げ帰りたい街の一つだ。そう言えば、阪急メンズ東京のコムサメンの店長さんだった方が池袋東武店に今月異動になったばかりだから、ちょっと顔を出してきた。池袋店の方が広くて品揃えも豊富だね。
さて、ダイアナ・クラールのコンサートのために、こちらも久しぶりの東京芸術劇場に。もう10年以上も前だろうなあ。イ・ムジチの演奏会で来て以来だ。 ステージ構成は、いたってシンプル。楽器が並んでいるだけ。やはり、音楽と演奏が素晴らしければ、派手なセットや映像、ダンサーなんて、いらないよな。 ダイアナは、終始足でリズムを取りながら、軽やかにピアノを弾きこなし、ハスキーな声で歌い上げて、とっても良かった。ベース、ギター、ヴァイオリン、ドラム、キーボード、バンドのメンバーの演奏もすべて素晴らしく、またクラシックがメインのコンサートホールだから、とっても音がいい。音楽に酔いしれる幸せとは、こういうことなのよね。 個人的には、アルバム「Wallflower」からの曲をもっと聴きたかったけど、それでもバラエティーに富んだ選曲で良かった。 大好きなトム・ウェイツの作品も2曲。彼のアレンジと全く違う「Temptation」は聴き物だったね。そして、アンコールの1曲目の「The Heart of Saturday Night」も新鮮な感じで聴くことができた。 派手な演出もなく、音楽と演奏だけで勝負。素敵なライブだったね。 |
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2015 11,18 23:09 |
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8年ぶりのエルトン・ジョンのコンサート。そして初めての横浜アリーナ。前回は、たった一人でピアノのみで3時間だったけど、今回は久しぶりにバンドを引き連れてだ。おなじみドラムのナイジェル・オルソンがスーツ姿で渋くてかっこいい。 今回最大の聴きものは、Rocket Manだったな。イントロが無い曲なのに、長い長いピアノソロがあって、いつのまにか宇宙へ旅しているような壮大なアレンジに心奪われた。 そして、やはりYour Songは、何百回聴いても飽きない。ポップス史上、最も美しいラブ・ソングだと思う。バーニー・トーピンの詞がいいよねえ。この詞があってこそ、この歌を永遠なるものにしているなあ。 今回は、時折流れる映像も微笑ましくて良かった。Goodbye Yellow Brick Roadの時は、エルトンの歴史がポップなアニメーションで紹介。劇場には、音楽を担当したライオンキング、アイーダ、ビリー・エリオットの看板があった。 そして、ぶっとんだのは、I'm still standing演奏中のステージ背後に流れた映像。時代時代のエルトンがその当時のファッション、眼鏡、帽子、ヘアースタイルで次々に現れる。これには、もう可笑しいやら楽しいやらで気分も最高にハッピーに。 今宵の衣装は、Mad Man Across the Waterのジャケットがデザインされていた。そして、もちろんキラキラしてた。 毎度、エルトンのコンサートで思うけど、演奏曲の全てが名曲。こんなにもヒット曲、有名な曲のオンパレードなのに、まだまだ、あの曲もこの曲もやって欲しかったと思うほど、彼のキャリアのすごさを改めて認識した。68歳だけど、また日本でコンサートが観られるといいなあ。 <セットリスト> 1. Funeral for a Friend / Love Lies Bleeding 2. Bennie and the Jets 3. Candle in the Wind 4. All the Girl Love Alice 5. Levon 6. Tiny Dancer 7. Believe 8. Daniel 9. Philadelphia Freedom 10. Goodbye Yellow Brick Road 11. Rocket Man 12. Hey Ahab 13. I Guess That's Why They Call It the Blues 14. The One 15. Your Song 16. Burn Down the Mission 17. Sad Songs 18. Sorry Seems to Be the Hardest Word 19. Don't Let the Sun Go Down on Me 20. The Bitch Is Back 21. I'm still standing 22. Your Sister Can't Twist 23. Saturday Night's Alrighy for Fighting -Encore- 24. Crocodile Rock |
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2015 10,18 18:45 |
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久しぶりの横浜へ。東海道線が東京駅始発じゃなくなったので、東京駅から座れない。運良く品川で座れたけど・・・。
横浜駅は、駅ビルのシャルが建て替え中。ちょっと時間があったので横浜高島屋をぶらぶら。やはり古いデパートなので天井が低くくて圧迫感があるなあ。ジョイナスの地下で昼食。開店前から大戸屋と新宿ねぎしが大行列。並ばずに入れたステーキジョイントという店に。サーロイン・ステーキを食べた。ソースは美味しかったけど、肝心の肉が好みじゃなかったなあ。 横浜高島屋からジョルジオ・アルマーニがなくなっていた。替わりに横浜そごうにこの9月にニューオープンしたらしい。横浜そごうの高級ブランドは、2階に集まっているのに、アルマーニは紳士服売り場の6階。女性ものも同じ場所にあり、立地はちょっと不利かな。 みなとみらい線に乗ってみなとみらい駅へ。サントリーホールが売り切れだったので、横浜のみなとみらいホールにイ・ムジチの「四季」を聴きに来た。 みなとみらいホールは初めて入ったけど、場内正面に大きなパイプオルガンがあり、ちょっとサントリーホールに似ているな。 20年ぶりくらいじゃないだろうか、イ・ムジチ合奏団のコンサートに来たの。その時のソロ・ヴァイオリニストは、フェデリコ・アゴスティーニだったなあ。その前に行った時は、ピーナ・カルミレッリだった。この二人の印象がとても強く、自分の頭に中にあるヴィヴァルディの「四季」は、彼ら時代の演奏で、今回のものは他のメンバーもほとんど変わっていて、どことなく違和感があったなあ。時折、音がずれることもあり、またちょっと嫌な音も出ていたなあ。 カストゥルッチ:合奏協奏曲 イ短調 Op.3-4 ヴァレンティーニ:合奏協奏曲 イ短調 Op.7-11 ジェミニアーニ:合奏協奏曲第12番 ニ短調「ラ・フォリア」 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」全曲 <アンコール> ヴェルディ:弦楽のための協奏曲RV123より アレグロ ピアソラ:リベルタンゴ 山田耕筰:赤とんぼ ヴェルディ:弦楽のための協奏曲「アラ・ルスティカ」RV151よりアレグロ 毎度のことだけど、「四季」より「赤とんぼ」に鳥肌が立って涙腺が切れそうになる。なんたる美しい調べだろう。 |
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