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2005 03,28 23:12 |
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アメリカ人は、時々こういうものすごい映画を作るので、やっぱり侮れない。アカデミー脚本賞を受賞したのも頷ける。とてつもない脚本だ。どうして、こんな複雑に絡みあった本が書けるのか、本当に驚いてしまう。
監督でも、俳優でもなく、脚本家の名前で映画を観に行くのは、このチャーリー・カウフマンくらいだ。
「マルコビッチの穴」では、他人の中に入って行ったが、今回は、自分自身の脳味噌、記憶の中での逃避行が始まる。現実と記憶、今と過去が複雑に絡みあうばかりでなく、時系列的にもバラバラに構成されている。しかし、それらが、見事に絡み合い、調和し、一本の映画になっている。全く、驚愕のストーリーだ。観客も脳味噌パワーを全快にして、頭の中で映像のパズルを繋ぎ合わせねばならない。本当に、カウフマンは、毎回毎回、僕らの脳味噌を刺激してくれる。
ケイト・ウィンスレットは、「ネバーランド」より、ずっとずっと素晴らしい。ジム・キャリーもこの映画を選らぶなんて偉い。
そして、不思議なストーリーを支える音楽が又素晴らしい。目で、耳で、脳味噌で、フルに楽しめるこの春、必見の映画。
観るべし、聴くべし、体験すべし。脳味噌が破裂するかもよ・・・。栗5つ。
丸の内ピカデリー1にて。
「ロング・エンゲージメント」と劇場が交換されていた。「ロング・・・」は、不入りなのかな?
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2005 03,01 23:03 |
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可笑しくて、楽しくて、残酷で、切なくて、悲しくて、それでもどこか幸せな気分に浸れる、そんな映画です。
僕の世代よりは、一つ二つ古い時代の話なので、その頃、青春時代を過ごした人が見たら、また格別でしょうね。 井筒監督らしい、暴力シーンは、ちょっと多すぎかなと思いますが、そんな思いを吹き飛ばすくらい自然と涙ぐんでしまう美しい場面もいくつもあります。正直、井筒監督の映画でこんなにも感動できるとは思っていませんでした。なんとも表現しがたい、とても良い映画です。これは、絶対観るべきです。栗4つ。 有楽町シネ・カノンにて。 また、キャストが素晴らしい。沢尻エリカの清楚な美しさには、筆舌に尽くしがたいものがあります。ものすごい良いキャスティング。自然な演技も秀逸。 助演陣も驚きの演技です。「血と骨」も忘れがたいオダギリ・ジョーは、本当に演技が上手い。他にも、尾上寛之、真木よう子、笹野高史、前田吟が強い印象を残します。 そして、光石研、この人、気づいている人は気づいている、すごい俳優。僕が知っている顔と随分変わっていたので、ここでも時の流れを感じてしまった。 ストーリー、役者、演出、どれも見る価値ありです。そして、「イムジン河」の美しい旋律に、涙が頬をつたうでしょう。 |
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2005 02,18 23:30 |
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ニコール・キッドマン、大作続きで一息つきたかったのか? 出演者豪華なるものの、あまりのくだらなさに、もうどうしていいか分からなくなる。 ここまでくだらない映画は、お馬鹿な日本人映画スタッフも作れないだろう。 ここまでくだらない映画を作れるハリウッドは、ある意味すごい。 いやあ、本当にくだらない。こんなにくだらないとは思わなかった。 もう、本当にくだらない。どうしようもないほど、くだらない。 どうしていいのか分からない、何度も言うけどくだらない。 ああ、しかし、ここまでくだらないと、ちょっと観てもいいかもしれない。 久しぶりにベット・ミドラーも見れるし・・・ まあ、兎に角、くだらない。くだらない。くだらない。栗一つ。 多分、今年、一番くだらない映画。くだらない。ああ、くだらない。もう、本当にくだらない。 六本木ヴァージンシネマ6にて。ここまで、くだらないと、怒れない。 |
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2005 02,11 23:39 |
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2005 02,06 22:34 |
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ダスティン・ホフマンの役、べつに誰でもいい。どうせなら、フック船長やれば、まだ笑えるのに。最近、良く見かけるジュリー・クリスティーは、とてもいい。しかし、「天国から来たチャンピオン」のあのチャーミングなジュリーも、こんなに年をとってしまったのね。 最後まで退屈はしないものの、さしたるクライマックスもなく、途中挿入されるイマジネーションの世界のセットも安っぽくがっかり。ティム・バートンが撮れば、もっと良かったのにと思う。 題材は、いいのに、ちょっと惜しい。栗2つ。 |
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2005 02,06 22:30 |
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エミリー・ワトソン、シャーリーズ・セロン、ジョン・リズゴーと、共演者も豪華。あまりに子供じみたピーターに翻弄されていく登場人物が悲しい。 この映画、ピーター・セラーズの映画を観ていないと面白くないかも。挿入される「博士の異常な愛情」や「チャンス」のシーンは、その映画を観ていないと何だか分からないが、観ていると最高に可笑しい。特に、ドクター・ストレンジ・ラブを演じる、ジェフリーは、ピーターが乗り移ったようで怖い。 スタンリー・キューブリック、ブレーク・エドワーズ、ソフィア・ローレンと超有名な人物との交流が、いったいどこまで本当なんだろうと全くもって可笑しい。 何は、さておき圧巻は、ジェフリー・ラッシュで、ピーター・セラーズにそっくりというよりも、ピーター・セラーズばりにこの映画で何役も演じるのが素晴らしい。 ちょっと冗長だが、ピーターの映画を観ている人なら、最高に楽しめる。 |
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2005 01,07 23:45 |
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主役のホアキン・フェニックスがとてもはまっている。いい人そうで実はすごく悪い人を演じるとこの人の味がでる。エド・ハリスの抑えた演技も渋い。アンナ・パキンは、上手いがだんだん美しさから遠のいている。いつもどおりのスコット・グレンに、お懐かしやーのエリザベス・マグガバンにっびっくり。中学生の時に観た「ラグタイム」以来だ。 ブッシュが怒るのも無理はない。ここで描かれているアメリカや米軍の醜態は目に余る。しかしながら、9.11のテロや今のアラブの不安定の原因がこの米国の愚かさにあるのは否めない。それにしても、大げさだとはしても、こんなことあるのかなあ。 よく、こんな映画作ったようなと思ったら、イギリス・ドイツの合作だった。当然か。 映画としては、本当に楽しめる。今年、見るべき1本。でも、映画館ガラガラ。もったいない。3連休、これを観たまえ。栗4つ。 |
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2004 12,27 17:36 |
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ターミナル 日劇1
つならない訳じゃないが、面白い訳でもない、中途半端な出来。脚本のつめの甘さに、もう笑いもなければ、感動も無い。製作した意図も、理由も目的も分からない。 スピルバーグは、どうしてこんなにも人物描写が下手なのだろう。登場人物の誰一人として魅力的じゃない。キャサリン・ゼタ・ジョーンズとのラブ・ロマンスも薄っぺらく、そもそも主人公がニューヨークに来た理由が拍子抜け。これで観客の涙を頂戴するつもりだったのか?あほらしくて呆然としてしまう。 何から何までツメが甘く、エンターテイメントにすらなっていない。 栗一つ。 ただ、キャサリン姉さんが、今までになく美人だった。もっと上手く使えばいいのに。キャサリンが可哀相。 お子様向け。というか、アメリカ人の子供向け。日本人には受けるのかなあ? 展開がありきたり、クライマックスは、「シュレック2」と同じじゃん。他にアイデアないの? 妙にリアルなCGは、かえって気持ち悪い。 栗一つ。 この作品、お正月映画だったけど、丸の内ルーブルでは年内で打ち切りだとか。ハウルとインクレディブルがあるのに、もう一本アニメっていうのもねえ・・・。しかし、お正月映画が、正月前に打ち切りだなんて、聞いたことがない。 |
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