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2006 07,01 23:58 |
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スピード感あふれるオープニングは、迫力満点。全編を通してのフラッシュバックの挿入の演出も冴えている。物語は、予定調和だが、やはりアメリカ人は、この手の家族揃って安心して観られる作品の製作には長けている。楽しく、ワクワクして、幸せな気分になれる。 迫力あるレースシーンに加え、ゆったりと車が走る優雅さと、美しい田舎の大自然(?)と目にも楽しい作品になっている。 笑いのツボが少ないけど、心から楽しめる。栗3つ。 日比谷スカラ座にて。ちなみに字幕版。 Sheryl Crow、Chuck Berry、Brad Paisley、Hank Williams、そして、そして、James Taylorですよ!。もう、James Taylorの曲を使うなんて、感激!憎いねえ。 このサントラ、買いかも・・・。心豊かになるわ、きっと。 あ、Shake It Up とか You Might Think は、入ってないよ、念のため。 |
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2006 06,17 21:23 |
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2006 06,11 21:32 |
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し かし、謎が明らかになってから正直退屈。驚くようなどんでん返しも、意表つく邪悪な展開もなくひたすら普通。もしかしたら、実は、この主人公、とんでもな い曲者かもしれないとか、精神病院での実験にとんでもない謀略が潜んでいるのではとか、観客の高い好奇心への期待は、見事に裏切られ、ただのタイム・トラ ベラー物のラブ・ロマンスになってしまっている。タイムトラベル・ミステリーの傑作「タイム・アフター・タイム」の足元にも及ばない。 し かし、ストーリーを重視している点、ジェニファー・ジェイソン・リーという演技派を脇に置いたところ、クリス・クリストファーソンの起用など、オールド映 画ファンへのサービスはたっぷり。特に、ジェニファー・ジェイソン・リーは、大好きな女優なので、久しぶりに観られて良かった。この人、演技力は抜群なの に、いまいち大スターになれなかったよなあ。 また、音楽のブライアン・イーノも秀逸。キーラ・ナイトレイは、清楚なキャラだけじゃなく、こういうダーティーなのもやるのね。その辺が、やっぱりハリウッド女優でプロなのね。 設定は良いし、伏線もよく敷いてあるのに、肝心のミステリー部分がお粗末。ただの、タイム・トラベラー&ラブ・ロマンス。「時をかけるおじさん」の物語。栗2つ。 銀座・東劇にて。 |
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2006 05,27 16:45 |
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前半のミステリアスな展開は、編集も素晴らしく、また粗いが美しい映像がリアリティーを醸し出す。レイチェル・ワイズの演技は、噂通り、ものすごく、アカデミー賞で敵なしが実感できる。 後 半、謎が明らかになってからは、ちょっとだれる。まあ、原作があるから仕方がないのだが、それほど驚く展開でなく、どんでん返しもなく、淡々としている。 メイレレスの映像は、リアリティーを追求するあたりは、強烈で素晴らしいが、サスペンスや謎解きのスリリングな演出は、平凡。 ラストもありきたりで、ふうーんという感じだが、映画として良くできている。こうした映画は、やはり映画館で観たいもの。「イングリッシュ・ペイシェント」もそうだが、レイフ・ファインズは、こういう役がはまりすぎ。 栗4つ。 丸の内プラゼールにて。 |
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2006 05,21 23:51 |
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「天国の日々」のテレンス・マリック監督の最新作。32年間で4作目。個人的には、「天国の日々」一作だけで、永遠の巨匠。
気 がつくと映画館にいるはずが、美しかった頃の地球の森の中にいる。川のせせらいぎ、鳥のさえずり、風の囁き、途中何度も挿入される流れる水の映像、そして ジェームズ・ホーナーの音楽が合わさって一つの交響楽を奏でる。まるで、ベートーヴェンの交響曲第6番を初めて聴いた時の、うっとりするような感覚に酔い しれる。 ポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャーの演技は、圧巻。また、人間の原始の美しさを持つその姿に完全に圧倒される。 美しい映像と音楽が時に森に降る雨のように、時に感情の嵐か洪水のように溢れてくる。これは、全身全霊で感じる映画。 しかしながら、話の筋やジョン・スミスが立ち去った後の展開は、ありきたりで残念。 それでも、この”観る交響楽”は、映画館の大スクリーンで体験すべし。 栗4つ。 サロンパス丸の内ルーブルにて。
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2006 05,16 21:01 |
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時代は、赤狩りの風が吹き荒れる1950年代。 CBS報道番組のキャスター、エド・マーロウとプロデューサーの正義の戦いを描いている。もちろん戦う相手は、マッカーシー議員。この映画の味噌は、マッ カーシー議員や赤狩りの被疑者審問シーンなどが当時の映像そのままに利用しているところ。また、陰影の美しいモノクロ画像は、渋い味を出している。圧巻 は、マーロウ役のデヴィッド・ストラザーンで、彼があってこそ、この映画が観るに値するものになっている。 ただ、クライマックスのはずの マッカーシーとの対決は、拍子抜けの演出だし、ロバート・ダウニーJr.とパトリシア・クラークソンの夫婦とレイ・ワイズ演ずるキャスターのシークエンス の挿入は、ドラマの何の伏線にもなっておらず肩透かし。おいおい、意表つく展開は無いのかよと一人突っ込みを入れてしまう。 モノクロの映像が映えるためか、当時のマスコミ人は、そうだったのか分らないが、とにかくものすごい喫煙シーンの連続。煙草を吸っていない時間の方が少ない感じだ。あんなに煙草吸っていたら、やっぱり早死にするよなあ。おまけに、すごいストレスだろうし・・・。 また、正義の戦いに勝利するも寂しい晩年のマーロウの悲哀が全く出ていない。ラスト・シーンは秀逸だが、全体的には、物足りない。正直、CBSテレビの「60 minutes」の方が遥かに面白い。栗3つ。 TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン5にて。 |
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2006 05,12 23:18 |
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ところで、「Vフォー・ヴェンデッタ」という直訳のタイトルは、何のこっちゃ? vendetta とは、イタリア語で、復讐とか敵討ちのことらしい。ふぅーん。そのままやんけ。 で、CGだらけの今風のアクション映画と思いきや、ちゃんとしたストーリーがあって古典的なお話だった。「1984年」と「オペラ座の怪人」を合わせたような作品。 しかし、何で未来の管理社会って、こうステレオタイプな悪役しか出てこないんだろう。ストーリーがあるとは言え、予想通りの展開には、もう勘弁してよって感じ。 結局、何が言いたいのか良く分らなかった。もっとすごい謎とかがあるのかと思ったよ。栗2つ。 品川・メルシャン アイマックスシアターにて。 |
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2006 05,04 21:51 |
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さて、今回も選曲のセンスは、抜群。エチオピア音楽には、個人的にツボだった。なんとも主人公の心象風景にマッチしている。 「ロスト・イン・トランスレーション」といい、ビル・マーレイは、最近、こういう心の喪失ものをやらせたら右に出る者は無いねえ。 容易に予想がつくラスト。まあ、ジャームッシュらしいというか、最初からこれが狙いでしょって感じ。この映画のラストは、観客一人一人の中に、それぞれいろんなものがあるんだろうね。 ビル・マーレイの表情の演技は、最高で、最初から最後までニヤニヤしながら観てしまうが、もう一つ、何か欲しかったなあ。 この映画は、観ている最中よりも、観終わって反芻する余韻に浸るのがいいだろう。 栗3つ半。 日比谷シャンテ・シネ2にて。
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2006 05,04 15:53 |
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「プロデューサーズ」もそうだけど、ヒット・ミュージカルの映画化は必ずしも成功しない。結局、オリジナルの舞台を越えられないからだ。
今回の作品も、舞台を映像化しているだけで映画化ではない。映画的なレトリックは、何一つなく、わざわざ映画化する意味が良く分らない。 それでも、「プロデューサーズ」より楽しめるのは、楽曲の素晴らしさだ。全ての曲が美しく、力強く、そして強烈なメッセージを持っている。ただ、心躍るダンス・シーンも少なくちょっと残念。 「ウ エスト・サイド物語」は、ニューヨークという街を文字通り”舞台”にして、縦横無尽に踊り周り、強烈な社会批判とメッセージを美しい音楽と斬新で圧倒的な ダンスで魅せた。また、映画ならではの大胆なカメラワークに度肝を抜かれたものだ。こんな風に、舞台を映画化するなら、やっぱり映画として別のものを見せ て欲しい。単に映画化するだけなら、正直もうたくさん。 しかし、音楽は、素晴らしいので、サントラは買おう。そして、今年の夏休みは、ブロードウェイで舞台を観ようかな。秋には、来日するらしいが、やっぱりブロードウェイで観たいねえ。 音楽は、素晴らしいが、映画として平凡な出来。栗3つ。 東銀座・東劇にて。 |
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2006 04,26 22:06 |
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台詞のほとんどが、英語の駄洒落なので、英語が分らないと面白味は半減する。ただ、英語が分っても、アメリカ人の駄洒落は、別に面白くないが・・・。とにかく、戸田奈津子の字幕を追っているとこの映画は、楽しめない。字幕は、無視する方がいい。 メ ル・ブルックスは、今回演出はしていないものの、脚本、作詞、作曲、そして文字通りプロデューサーをしている。溢れんばかりの才能は、認めるが、心に残る ミュージカル・ナンバーは無いし、ダンス・シーンも古臭い演出と振り付けで正直退屈。これは、スラップステッィク・コメディですな。 それ でも、この映画を最後まで飽きずに観られるのは、アメリカ最高のエンターテイナーの一人、ネイサン・レインの存在に尽きる。レインが、刑務所の牢獄で一人 歌う「Betrayed」のシーンは、圧巻で、他のシーンが全て無くても、これだけで満足してしまう。改めて、ネイサン・レインってすごいと実感。 脇のゲイリー・ビーチとロジャー・バートも最高に可笑しい。この御両人もブロードウェイのオリジナル・キャストか?最高にはまり役。 これは、映画でなく、舞台で観たら楽しいんだろうな。あ、そうそう、エンドロールの後にもお楽しみ映像ありなので、途中で席を立たない方がいい。エンドロールの際の歌も笑える。メル・ブルックスも、どこかで登場する。 栗3つ。かなり、お馬鹿な映画だ。昔のメル・ブルックスの映画を思いだした。 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて。劇場名の変更とオープン3周年記念で、4月27日まで、全館1000円均一なり。 |
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