栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2007
06,17
23:45
洲崎パラダイス 赤信号 (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622114_1E.jpg水たまりに映った揺れるネオンの印象的なオープニング、入り口の門の前に架かる橋と欄干の街灯が美しい。この映画もずっとスクリーンで観たかったもの。

昨 日観た「銀座二十四帖」の正義感あふれ頼れる男とは違い、リストラされ女のヒモとして言いなりになる頼りない男を三橋達也が演じる。対する新珠三千代は、 つらい時代も力強く生き抜く女。一度は、離れてもやはりどこかで繋がっている男と女、成瀬の「浮き雲」のようだが、ここではそれほど悲観的でなく非業で狂 おしいまでの恋愛と憎悪は描かれていない。それは、今もどこにでも転がっている男と女の生き様そのものだ。

口では嫌いと言ってはみても、心はうらはら、それが人間というものなのねえ、というのをしみじみと実感できる映画だ。

なんと言っても自然な演技で圧倒的なのは、轟夕起子。ああ、あの轟夕起子だよ。黒澤の「姿三四郎」に出てたあの轟夕起子・・・。素晴らしい演技と存在感、昔の日本映画は本当にいい役者がたくさんいたなあ。

男の心も、女の心も、言葉ではうまく表現できない、可笑しくて切なくて残酷で温かい、これが人生なんだろう。

栗4つ。
京橋・近代フィルムセンターにて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/688/洲崎パラダイス 赤信号 (★★★★☆)
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2007
06,16
23:47
銀座二十四帖 (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622112_1E.jpg近代フィルムセンターで、川島雄三監督の特集が始まった。早速未見のこの作品を鑑賞。

歌とジョッキーに森繁久彌。ナレーションでなくジョッキーなのだ。ラジオのディスク・ジョッキーのようにお喋りしている。オープニングは、森繁の歌。いろんな説明をしながら、時に登場人物に話しかけたりする。

そ んな風にドタバタコメディーが始まったかと思えば、いつの間にか銀座の花屋と影のある女とのラブ・ロマンスへ、と思ったら「第三の男」を真似したようなサ スペンスへと展開していく。少女頃に絵を描いてくれた初恋の人、その人が描いた自分の肖像画のサイン G.M.、そのイニシャルの人物が生きている、それ がダークサイドのボスらしい、女の家の前でいつも写生をしている謎の人物と、なんとも盛りだくさんの不思議な映画。

物語はさておき、1950年代の銀座の街を探検するのが非常に楽しい。どこもよく知っている場所なのに、今と全く違う。銀座の街を水上バスが行き、都電が走り、見たこともないネオンが輝く。変わらないのは、和光の時計台だけか・・・。

月 丘夢路は美しく、北原三枝が元気ではじける。少女の浅丘ルリ子に、どこに出ているのか分からなかった岡田真澄、若すぎてよく分からなかった芦田伸介に佐野 浅夫、正義感の男三橋達也 、最後にちょっとしか登場しないのに、「第三の男」を思わせる陰影の中で圧倒的な存在感の河津清三郎 となかなか豪華なキャスティングだったねえ。

「ヒロポンなんてやめろ」という台詞が時代やねえ。

助監督に今村昌平。なんとも不思議な映画だ。笑えるサスペンス。

栗2つ。京橋・近代フィルムセンターにて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/690/銀座二十四帖 (★★☆☆☆)
コメント[0]  TB[]
2007
06,10
23:48
300 (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622111_1E.jpgCGを背景にした歴史茶番劇。CG映像は、独特の世界観で綺麗だが、すぐ飽きる。

殺す、血、死体。殺す、血、死体。殺す、血。死体。その繰り返し。

途中に挿入される戦士を鼓舞するための臭い台詞の演説に辟易。女王までが議会で演説、もう吐き気。

内容でなく、CG技法を見せたいのだろうね。

栗2つ。
ユナイテッドシネマ豊洲、スクリーン8にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/691/300 (★★☆☆☆)
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2007
06,03
23:52
あるスキャンダルの覚え書き (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622109_1E.jpgジュディ・デンチがただただ圧倒的。ものすごすぎて怖いくらい。こんな婆さんいたら嫌だよ。

それにしても、やっぱり字幕ってダメねえ。これは翻訳した人が悪いのではなくて、日本語にしにくいものはしょうがないのであるが、英語で聞かないと台詞の楽しみがやっぱり無いねえ。

ジュディとケイトの演技のぶつかり合いは見物だが、ストーリーは別段目新しいものはなく、映画より本で読んだ方が面白いのかも。

栗3つ。
日比谷シャンテ・シネ2にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/693/あるスキャンダルの覚え書き (★★★☆☆)
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2007
06,02
19:55
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622107_1E.jpg漠然と1作目は面白くて、2作目はひどかった程度の記憶しかなくて、全体的にどんなストーリーだったか思い出せず、今回もぐちゃぐちゃな展開の中、相変わらず筋とか人物関係とかよく分からないままだった。

しかし、ジャック・スパロウが再登場するシーンは、「マルコヴィチの穴」のようなシュール映像満載で笑った。まあ、真似と言えば真似なんだけど、ジョニー・デップのあのふらふらしたキャラクター設定には、やっぱりツボにはまる。

思ったほどひどい出来ではないが、このシリーズ、ジョニー・デップが出演したおかげで成功したのは明らか。彼の存在がないと、何でもない普通の映画だ。

もし、あとでDVDで観ようと思っているなら、絶対映画館で観ることをお薦めする。ラストの海洋合戦シーンは、ものすごい迫力で、これテレビの画面で観てもしょうもないものだと思う。できるだけ大きなスクリーンで観るべきだろう。

栗3つ。ドタバタ喜劇だった2作目よりはかなりまし。
ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/695/パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド (★★★☆☆)
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2007
05,27
15:59
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622102_1E.jpgお育ちのいい方には、決してお薦めしないけど、笑える。

カザフスタンとアメリカ、どちらもある種の差別を持っている。差別しているという事実は同じなのに、差別している矛先が違うだけで、こんなにも文化的にギャップを感じさせる手腕はすごい。

どこまでやらせか分からないが、保守も保守のテキサスのロデオ会場でアメリカ国家を侮辱するシーンは、よく撮影できたよなあ・・・。

主人公ボラットより、太った親父が面白い。

大いに笑えるが、心には何も残らない。
栗3つ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン12にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/698/ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (★★★☆☆)
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2007
05,13
23:35
明日、君がいない (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622065_1E.jpg人間が生きる理由はよく分からないが、とりあえず死ぬ理由も無いので、僕は生きている。生きているのに感じるこの喪失。それに気づくか気づかないかが、人間の種類を分ける一つの大きな要因だろう。

ある者は、そうした喪失感を抱くことなく、本能のままに生きている。それはそれで幸せなことかもしれないが、そうした人は自分の行動が知らず知らず誰かを傷つけているなんて気にも留めていない。一方、喪失感をいだく者は、日々悩み苦しみ、そして死を身近に感じたりする。

映画は、たんたんと高校のある一日を追う。時間的に交差しながら進む展開は、ガス・ヴァン・サントの「エレファント」の雰囲気がある。また長回しのショットもなかなか魅せる。

ドキュメンタリーのように挿入されるインタビュー風のモノローグは、心の声のように聞こえる。

この映画のすごいところは、ラストにある。喪失に気づく者、気づかぬ者、どちらも他人の人生に鋭い爪を立てる。しかしながら、最も恐ろしいのは、喪失するまでその存在が認知されないことだ。実体験に基づいた脚本だけあり、強烈に胸をえぐる。

栗4つ。胸が痛い。
渋谷アミューズCQNにて。この映画館、初めて入ったけど、天上が高くスクリーンが上の方にあるのでとても観やすい。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/729/明日、君がいない (★★★★☆)
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2007
05,06
23:48
ストリングス~愛と絆の旅路~ (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622060_1E.jpgストーリーは、ありきたりで特に目新しいものは無いが世界観は素晴らしいものがある。またハリウッドと違い、ヨーロッパ映画はやはり手放しでバッピーなエンディングとはならない。

登場人物は、すべて糸で繋がった操り人形。天上へと伸びるストリングスは、美しい。オープニング、操る人間たちも登場するが、これが味噌で、操り人形の世界をまるで神の視点から観ているような感覚を与えてくれる。

操られているはずの人形が繰り広げるのは、殺戮と自我を誇示する世界。ふと自分たちも見えない糸で誰かから操られているのではと思ったりもする。

人の醜さと希望を人形の世界という人間界の縮図でまざまざと見せてくれる深い作品だ。

栗4つ。
台場・シネマメディアージュ スクリーン8。
メディアージュは初めて入ったけどちゃちい造りだなあ。仮設劇場みたい。

悪の香取慎吾がなかなかいい。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/733/ストリングス~愛と絆の旅路~ (★★★★☆)
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2007
05,06
23:47
クィーン (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622061_1E.jpgマスコミに扇動され自分の意思があるのかないのかよく分からん市井の人々と伝統と格式そしてしっかりとした意思を持つ女王との対比が痛烈。ヘレン・ミレンは、皺の一つの動きでさえも、固陋と寛容の葛藤と確執を描ききる。

王室と政界と一般庶民の生活、一見全く違うようだが、とどのつまり人間で、結局そこにあるのはエゴなのか。女王がエゴを超越していく様が圧巻だ。車が故障して、自然の中にふと身をおいた時のヘレン・ミレンの演技にこの映画の全てがある。とても美しいシーンだ。

素晴らしい映画。栗4つ。
台場・シネマメディアージュ スクリーン12にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/732/クィーン (★★★★☆)
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2007
05,04
23:52
ゲゲゲの鬼太郎 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622057_1E.jpg意外や意外、この映画、良くできた娯楽作。もっとくだらないかと思いきや、ちゃんと筋もあり楽しい映画になっている。

チープなCGにはがっかりだが、何故か目玉おやじだけは素晴らしい出来。製作者の心意気を感じた。

圧巻は、大泉洋のねずみ男。こりゃ影の主役。完全に他の全ての出演者を食いまくり、あまりにはまった演技に拍手喝采大絶賛を惜しまない!

本当は、黒澤の「酔いどれ天使」みたない時代設定と雰囲気の中のダークな鬼太郎を観たかったけど、ゴールデンウィークの家族がターゲットだからしょうがないかね。

かなりの拾いもの。大泉洋のねずみ男だけでも観る価値あり。

家族で観るには最高に良い作品。
丸の内ピカデリー1にて。
栗3つ。

FI2622057_2E.jpg<- とにかく、こいつが最高。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/736/ゲゲゲの鬼太郎 (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
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