2008 11,09 16:03 |
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2008 11,07 23:11 |
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今日で、39年の歴史を閉じた新宿プラザ。キャパシティ1000席を超す大劇場がまた一つ消えた。有楽町の日劇1が改装後、席数が1000を割っているので、これで1000席以上の映画館は、東京で(多分日本でも)は、新宿ミラノ座を残すだけになった。
正直、僕は、有楽町・日比谷・銀座で映画を観ることが多かったので、それほど愛着がある劇場ではないのだが、シネコンばかりの昨今、この贅沢な空間が無くなってしまうのはとても悲しい。 さよなら上映では、「2001年宇宙の旅」と「サウンド・オブ・ミュージック」を観た。さよなら特集中は、記念のクリアファイルが配られていた。 かつて東京にあった収容人数1000人規模の映画館 <有楽町・日比谷・銀座> 旧・日本劇場 旧・丸の内ピカデリー 旧・有楽座 旧・日比谷映画 旧・スカラ座 テアトル東京 東京劇場 松竹セントラル 旧・日本劇場は、2000席を誇る日本一の規模の映画館だった。丸の内ピカデリーも今より席数が多かった。有楽座とスカラ座は一番通った映画館 だったな。どちらも1500席ほどある大劇場だった。日比谷映画は、外観も素晴らしく、館内のドームの天井、劇場時代の名残の二階席の飛び出した席がなん ともゴージャスだった。テアトル東京は、シネラマの画面の巨大さに驚いた。ここの映画の看板は、日本一の巨大さだった。松竹セントラルは、昔ながらの映画 館の雰囲気で二階席のロビーは、ホテルの様に落ち着いていた。 <新宿> 新宿ピカデリー 新宿プラザ 新宿ピカデリーも3階席まである大劇場だった。 <渋谷> パンテオン 渋谷で大きな映画館といえばここだけだった。 <浅草> 電気館 さすがにこれについては知らない。(笑) |
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2008 11,06 21:14 |
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大スクリーンにアルプスの山々の空撮、だんだんと音楽がかぶさり、ジュリー・アンドリュースが歌い始めたところで、もう鳥肌。ロバート・ワイズ は、前作「ウエストサイド物語」同様、スタジオを飛び出し、圧倒的なロケーションで音楽と物語を表現した。「ウエストサイド物語」に比べるとダイナミック なダンスシーンは無いのだが、ザルツブルグの街と自然を舞台に駆け巡るさまは、もう興奮しっぱなし。「ドレミの歌」は、圧倒的に舞台より素晴らしい。映画 ならではの表現だ。特にアーチ状の花壇の下を歌いながら踊る姿は、まるで妖精が舞っているようだ。 楽しく明るい前半と一転、休憩後の後半は、ナチスの影が忍び寄り、サスペンス映画調。音楽祭での「エーデルワイス」の観客大合唱も舞台にはない感動を呼ぶ。 何度観ても楽しい、傑作中の傑作。どの曲も素晴らしいが、ミュージカル史上最も美しいアリアの一つ「全ての山に登れ」には、涙が出る。 栗5つ。 新宿プラザにて。
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2008 11,03 19:21 |
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2008 11,02 23:10 |
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今年の7月に東劇でのリバイバルでも観たのだけど、新宿プラザの大劇場のスクリーンで観るのは、それを完全に上回る大迫力、大感動があった。やはり、大きなスクリーンで映画を観る醍醐味は、何にも変えられない。 もう何十回と観たこの映画、それでも観るたび鳥肌が立ち、興奮し、なんとも表現できない刺激的な覚醒がある。全身全霊に語りかけてくるこんな映画は、そうそうない。 これからの人生で、僕は、あと何回この映画を観るのだろう。永遠にこの映画の魅力にとりつかれてしまった。 栗5つ。 新宿プラザにて。
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2008 11,01 22:18 |
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ジョン・ウー監督で「レッドクリフ」だなんてタイトルだから、てっきりスティーブン・セガールでも出てくるのかと思ったら、「赤壁の戦い」だった。(笑)英語だとレッドクリフだね、確かに・・・。でも、しっくりこないタイトルだなあ。
歴史的にも有名な戦いだし、『三国志演義』で日本人にもお馴染みの登場人物とお話なので、まあ楽しめる。CGだらけかなあと思ったら、意外と戦いのシーンはたくさんのエキストラを使って度迫力。 ただpart1なので、「赤壁の戦い」の手前で終わる。 諸葛亮役の金城武は、いまひとつ。戦略家の厳しい側面が全然ないねえ。これじゃあ、泣いて馬謖を斬れまい。 ドラマの登場人物同士の葛藤がなく、アクションに徹している。 栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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2008 11,01 15:20 |
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まあ、お話には端から期待していなかったけど、地球の真ん中にあんな海があったら素敵だと思った。 肝心の3-Dは、何かが飛び出すというよりは、奥行きがあるなあという感じ。専用眼鏡をかけずにあの奥行きが出せたら映画の表現も広がるかも。アイスランドの火山の風景の奥行きがとても良かった。 まあ、普通なら絶対死んでいるシーンの連続だけど、まあお子様向けだろう。事実、観客のほとんどが小学生だった。 僕の隣に座っていた男の子は、劇中少年の父親が死んでいることが分かるシーンで泣いていた。その子、お爺ちゃんと映画を観に来ていたので、もしかしてお父さん死んじゃったのかなあとそっちが気になっちゃった。 男の子たちが夢中になって観ていたので、少年向け冒険活劇なんだろう。 栗2つ。 新宿・バルト9 スクリーン3にて |
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2008 10,25 18:34 |
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「エターナル・サンシャイン」は、脳みそフル回転で果てしない想像力と眩いばかりの魔法に溢れていたが、今作は、何のひねりもない直球勝負。ドタ バタ喜劇に徹しているが、ラストは正直ほろっときちゃう。前半のジャック・ブラックが磁化しているところは、とっても好きだが・・・。 同じく映画への愛に満ちていた「カイロの紫のバラ」に比べると能天気すぎるが、この作品にもミア・ファローが出ていたのが懐かしかった。 「エターナル・サンシャイン」に比べるとかなり肩透かしだが、映画好きなら楽しめる。 栗3つ。 日比谷シャンテシネ3にて。 今、気づいたけど、英語版のポスターには、タイトルの下に「You name it, we shoot it」ってキャッチコピーがある。読んで吹き出しちゃった。(笑)
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2008 10,18 22:02 |
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2008 10,18 21:01 |
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予告編だけで十分、それ以上の展開は無い。 だいたいイーグル・アイだなんてタイトルからしてアメリカ国家が関わっているのバレバレじゃないの。 なんで、こうド派手なアクションだけの映画にしてしまうのだろう。脚本や心理描写がないとハラハラドキドキしないし、映画に夢中になれない。 前半のカーチェイスも目がチカチカするだけでどこを見て良いかわからず、何が何だかよく分からなかった。 心にも記憶にも何も残らない、観ている間中、早く終わんないかなあとそればかり考えていた。 退屈な映画だなあ。クライマックスも何の緊迫感もなく、お笑い種だ。情けない出来。 栗1つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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