2008 11,01 22:18 |
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ジョン・ウー監督で「レッドクリフ」だなんてタイトルだから、てっきりスティーブン・セガールでも出てくるのかと思ったら、「赤壁の戦い」だった。(笑)英語だとレッドクリフだね、確かに・・・。でも、しっくりこないタイトルだなあ。
歴史的にも有名な戦いだし、『三国志演義』で日本人にもお馴染みの登場人物とお話なので、まあ楽しめる。CGだらけかなあと思ったら、意外と戦いのシーンはたくさんのエキストラを使って度迫力。 ただpart1なので、「赤壁の戦い」の手前で終わる。 諸葛亮役の金城武は、いまひとつ。戦略家の厳しい側面が全然ないねえ。これじゃあ、泣いて馬謖を斬れまい。 ドラマの登場人物同士の葛藤がなく、アクションに徹している。 栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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2008 11,01 15:20 |
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まあ、お話には端から期待していなかったけど、地球の真ん中にあんな海があったら素敵だと思った。 肝心の3-Dは、何かが飛び出すというよりは、奥行きがあるなあという感じ。専用眼鏡をかけずにあの奥行きが出せたら映画の表現も広がるかも。アイスランドの火山の風景の奥行きがとても良かった。 まあ、普通なら絶対死んでいるシーンの連続だけど、まあお子様向けだろう。事実、観客のほとんどが小学生だった。 僕の隣に座っていた男の子は、劇中少年の父親が死んでいることが分かるシーンで泣いていた。その子、お爺ちゃんと映画を観に来ていたので、もしかしてお父さん死んじゃったのかなあとそっちが気になっちゃった。 男の子たちが夢中になって観ていたので、少年向け冒険活劇なんだろう。 栗2つ。 新宿・バルト9 スクリーン3にて |
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2008 10,25 18:34 |
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「エターナル・サンシャイン」は、脳みそフル回転で果てしない想像力と眩いばかりの魔法に溢れていたが、今作は、何のひねりもない直球勝負。ドタ バタ喜劇に徹しているが、ラストは正直ほろっときちゃう。前半のジャック・ブラックが磁化しているところは、とっても好きだが・・・。 同じく映画への愛に満ちていた「カイロの紫のバラ」に比べると能天気すぎるが、この作品にもミア・ファローが出ていたのが懐かしかった。 「エターナル・サンシャイン」に比べるとかなり肩透かしだが、映画好きなら楽しめる。 栗3つ。 日比谷シャンテシネ3にて。 今、気づいたけど、英語版のポスターには、タイトルの下に「You name it, we shoot it」ってキャッチコピーがある。読んで吹き出しちゃった。(笑)
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2008 10,18 22:02 |
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2008 10,18 21:01 |
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予告編だけで十分、それ以上の展開は無い。 だいたいイーグル・アイだなんてタイトルからしてアメリカ国家が関わっているのバレバレじゃないの。 なんで、こうド派手なアクションだけの映画にしてしまうのだろう。脚本や心理描写がないとハラハラドキドキしないし、映画に夢中になれない。 前半のカーチェイスも目がチカチカするだけでどこを見て良いかわからず、何が何だかよく分からなかった。 心にも記憶にも何も残らない、観ている間中、早く終わんないかなあとそればかり考えていた。 退屈な映画だなあ。クライマックスも何の緊迫感もなく、お笑い種だ。情けない出来。 栗1つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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2008 10,13 19:13 |
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良い映画ではある。でも正直、共感できない。映画としては長すぎて、されど彼の孤独を描くには短すぎる。 なんで、アラスカに行きたくなったのかがよく分からなかった。LAの摩天楼とその下のスラム、それが反文明、反物質主義というメッセージだったの か? 両親との反目からなのか? でもそんなこと思う人って他にもごまんといそう。そんな中、どうして彼は、彼だけが一人アラスカに行ったのか、それがこ の映画ではよく分からなかった。 個人的には、アラスカでの4ヶ月間の孤独にもっと焦点を当ててほしかった。それは、死んだ彼にしか分からないことだけど、それを映画作家の視点でどう描くかがもっと観たかったのだ。 結局、人との出会いを描いたロードムービーになってしまっていたのが残念。彼の孤独をもっと深く掘り下げてほしかった。 栗3つ。でも、音楽はとても良かった。あと、キャスリン・キーナーもとても良かった。 新宿・テアトルタイムズスクエアにて。 |
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2008 10,05 21:24 |
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2008 10,05 20:25 |
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2008 09,28 23:38 |
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彼の映画で1本あげろと言われたら、迷うことなく「評決」(The Verdict)である。だいたいにおいて、悪がはびこり善人が悲しい目にあう方が現実的で好きなのだが、これは、真の正義を描いた映画だ。
飲んだくれのダメ弁護士の再生の映画でもあり、ラブ・ロマンスがあり、二転三転する物語の展開があり、裏切りがあり、信頼があり、そして何よりも正義の行使が鳥肌が立つほど感動的だった。 この映画でのポール・ニューマンの演技は、本当に素晴らしかった。正義がこれほどまでに感動を呼んだのは、彼の演技に他ならない。
ラストシーンも最高にいかしている。 さようならポール・ニューマン。 |
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2008 09,22 22:44 |
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「ウォンテッド」というとピンクレディーの歌を思い出してしまう。(笑) でも、この映画、まさにこの歌の文句にぴったり。あん畜生は、ただでは置かんのだ。 新しい映像表現と予告で謳っていたが、それは全部予告で見せてたね。「マトリックス」以上の映像的驚きは無いね。 ほんでもって迫力はあり、一応どんでん返し(途中で誰にもバレバレだけど)がありストーリーもちゃんと考えましたよー的なことは伺えるがいかせん、どうせCGでしょと思うとやっぱり興醒め。 シカゴの街中を周る列車ループでのアクション・シーンなんかもあるけれど、シカゴでループでアクションと言ったら、やっぱりあんた「フレンチ・コネクション」でしょ。「フレンチ・コネクション」面白かったねえ。ループとのカーチェイス、ジーン・ハックマン最高だったよ。 なんかねえ、運命の機織機あたりから苦笑止まらず、あららららの映画だったなあ。 栗2つ。まあ、迫力あるから、どうせ観るなら映画館だね。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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