2018 03,04 11:30 |
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山道を延々と歩き、奥深いところにひっそりとあるのかなと勝手に想像していた万治の石仏。下社春宮から歩いてすぐ。奇麗に整備された道を行く。川の浮き島に架けられた赤い橋を渡る。 以前から写真では知っていて、ずっとお会いしたかった。 参拝の仕方が立て看板に書かれていた。 一. 正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる 二. 石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する 三. 正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する もちろんこの通りにお参りした。 横からのお姿は、正面とはまた違う。岩の形が良く分かる。多くの作家や芸術家をひきつけたのが分かる気がした。立ち去り難くて、近くのベンチに座って暫く見つめていた。 |
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2018 03,04 11:05 |
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2018 03,04 10:30 |
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2018 03,02 21:42 |
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2018 03,02 20:57 |
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中心街が寂れて行く地方都市が多いなか、松本市はかなりがんばっている。空き店舗はあるが、シャッター街ということはない。スーツ姿の出張族も多く、駅前はかなり賑わっている。 中心街のすぐ近くに巨大なイオンができたが、パルコは健在。 地元の百貨店井上。かなりお客さん少なめで寂しい。やはり地方百貨店は厳しいのか。デパ地下もあり、上質な物を売っていて、接客もきちんとしている百貨店は好きだけどなあ。特に地元の百貨店にはがんばってほしいなあ。この百貨店の包み紙で贈り物をされたら嬉しいという店、やっぱり必要だと思うのよ。 かつては井上百貨店の新館だったビル。現在の主要テナントは丸善。本屋さんも全国的に厳しい中、こちらもがんばっている。専門書も数多く取り扱い、また文房具売り場も充実していた。 松本には、洒落たレストランやカフェが多い。それも街に人を惹き付けている理由かな。 中町通りは、古くからの蔵が残っている。歯抜けになっている空き地も目立つが風情ある商店街を形成している。 館内をリニューアルして活用している店鋪も多い。ここはインドカレー屋さん。 蔵の中は、洒落たブティック。 縄手通り。建物の雰囲気は、明治風情。川岸にへばりついているような昔の町並みの向こうに近代建築があるが、横丁の中に入ってしまうとタイムスリップしたかのよう。ただお店は、カフェやお土産屋が多い。 初めて来た街だけと、どこかノスタルジーを感じるのは何故だろう。 懐かしいぃ〜。子供の頃、こういう販売機でコーラ買ったよなあ。コーラって絶対瓶で飲むのが美味しい。 宿泊したホテルの近くにある上土通り。ここには、以前映画館が複数建ち相当賑やかだったそう。映画館の一つは、劇場になっていて、もう一つは看板そのままにシャッター降りていた。 |
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2018 03,02 14:30 |
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2018 03,02 14:16 |
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松本というと、松本城よりこちらの旧開智学校の方が真っ先に頭に浮かぶ。戦前の昭和、大正、明治の和洋折衷建築がたまらなく好きだ。不思議となにか建物の記憶に触れられるような気がする。 この正面は、全体の一部で、実際は向かって右側後方に教室群の建物が長く伸びていた。そして場所もここではなく、正面の建物部分のみこの地に解体移築された。白の漆喰は、最近塗り直されたのか、ものすごく切り絵だった。今日のような青空には、とても映える。 彫刻の意匠も興味深い。龍や雲の形がユニークだ。 極めつけはこの太っちょの天使。とってもユーモラス。 館内も当時の姿が復元されている。机が小さいなあ。そして、教室にはオルガンだよね。 当時の資料もたくさん展示してある。こうして実際に触れるものも。 ガリ版。懐かしい。 二階に講堂があった。ステンドグラスが奇麗。細長い廊下の延長のような広さで講堂にして小さいイメージだが、建築的には素晴らしい。 こういう空間にると、当時の子供たちの声が聞こえてきそうで、廊下の影から彼らが走り出してきそうな、なんかそんな光景を想像してしまう。 |
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2018 03,02 13:37 |
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ついにやってきたよ国宝 松本城。もう一つの雄姫路城が白い城なら、こちらは黒だ。現存する最古の五層天守、それぞれの層の破風の形がいいねえ。一つだけ丸みを帯びている。本丸、二の丸はなくなってしまっているけれど、もう400年も変わらず姿を留めていることは、本当に感慨深い。しかし、それよりもなによりも青い空と白い山々の美しさよ。空と山と城、それ以外の近代建築が視界に入ってこない、この調和の素晴らしさがまた宝なんだろうね。 本丸内に入ると城は、また違った世界を見せる。向かって左側手前に突き出しているのは、戦国時代が終わり平静な江戸時代になってから増築された月見櫓だ。他の層がすべて武器を出すくらいの穴しかないのに、月見櫓だけは三方が大きく開き、開放的な空間になっている。ここから月を眺めたらどんなに素敵だろうね。 普段の居場所ではなく、戦いの際に篭城する天守の内部の作りは、質素で窮屈。各層に上がっていくための階段や梯子はものすごく急斜面だ。訪れている人は、圧倒的に年配の人が多く、登るのにものすごく苦労している。それが混雑の原因となり、なかなか上に進めない。それ以上に降りる方が怖いのでこれまた進まない。入り口付近は、入る人と出る人を交互に案内するのでものすごく滞留する。今回は、すぐに入れたが、GWなどには天守への入城に2、3時間かかるのだそうだ。 天守の上に登るのいいけど、混雑しているし窓は小さいし、外から、大自然を借景にしたこの姿を眺めているのは1番いいかなと思う。 二の丸跡。こちらは発掘調査が進み、二の丸の間取りが示されている。 博物館から眺めた城の姿。空と山と城、やはりこれが何とも言えない組み合わせだ。 |
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2018 03,02 11:50 |
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思い立って松本まで。決めたのは3日前。ホテルを前日に予約。乗車券は、当日。我ながら意外と行動派だ。急に決めた旅行の利点は、天気予報の良いところへ行けること。 朝、東京駅で松本までの特急券・乗車券を買い新宿に。中央線を一本スルーして座って新宿へ。午前9時の特急あずさを買ったけど、新宿駅に8時15分に着いたので、8時30分のあずさに変更して乗車。途中強風のため徐行運転となり12分遅れで松本駅に到着。美しい山の稜線が見えると心が洗われる。山に囲まれた街って本当にいいなあ。 ガイドブックも事前調べも何にもして来なかったので、駅にある観光案内所で松本の観光マップをもらう。 観光案内所のイベントチラシのラックを見てびっくり、いわさきちひろ、草間彌生と並んで我らが柳家三之助の落語会のチラシが。そうそう、今回は、この落語会があったから旅先を松本にしたのだ。天気予報も晴だったので、前泊して松本の街を観光することにした。 ちょうとお昼だったので、まずは腹ごしらえ。駅ビルのMIDORIに入ってみた。 |
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2018 02,13 17:26 |
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