2016 08,14 13:32 |
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ウィーンの街のあちこちから見える高い塔。ゴシック建築の堂々とした姿は、街のランドマークだ。びっくりするのがこの巨大な大聖堂がウィーン一の繁華街のその中心にあるのだ。青空に突き刺す塔の意匠もすごいが、屋根のモザイク模様も素晴らしい。 大聖堂の前の広場は、観光客でいつもごった返している。観光客目当てのいろんな客引きもここが一番多い。名物の場所もここにたくさん。馬糞でちょっと臭うね。 見る角度によっていろんな表情を見せる。 外の喧噪とは打って変わり、内部は厳かな雰囲気が漂う。モーツァルトの結婚式も葬儀もこの聖堂で行われたそうだ。なんとも歴史のあるすごい場所だったのだ。 この大聖堂を中心にウィーンの中心市街地は、世界遺産に認定されている。 |
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2016 08,14 10:56 |
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日曜日でショッピングが全滅の日のために取っておいたのがここヴェルベデーレ宮殿。その名と通り、こちらもハプスブルク家の宮殿だけど、現在は美術館になっている。手前の池に映る姿が美しい。上宮と下宮、そして別館があり、それぞれチケットが分かれている。別館で開催されていたアイ・ウェイウェイの展覧会も気になったのだけど、夕方には空港に向かわねばならず、また他にももう一つ行きたい場所があったので、今回は断念。ここに来るまで特別展やっているの知らなかったんだよねえ。やっぱり、ちゃんと事前に調べておかないとダメだねえ。 池の周りになぜか十二支の像が。こちらは猿。他も全部あったよ。 いやあ、本当に美しい外観。 ここには、クリムトの有名な「接吻」があるんだよね。館内は、写真撮影禁止で、これは写真撮影用のレプリカ。金箔の感じが琳派の屏風絵をみたいだよねえ。まあ、僕は、琳派の方が好きだけど。ここは、クリムトとエゴン・シーレのコレクションが充実している。美術史美術館よりは、小さいので、短い滞在時間で鑑賞可能。混んでいるのは、この「接吻」がある部屋だけ。 上宮から下宮へ向かう庭も見事。そして、ここからもウィーンの街が一望。またしても一際高いシェテファン教会、本当に街のランドマークだ。 庭からみた上宮の裏側。 下宮では、写真の展覧会が開かれていた。 |
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2016 08,13 23:50 |
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世界遺産にも登録されているウィーンの歴史地区。街もハプスブルク家が活躍した頃の建物が残っている。建物の高さが揃っていて、重厚な石造りの街並は、美しい。落ち着いた夜のネオンもその美しさを引き立てる。ウィーンは、とっても治安が良くて、夜に歩いていても何の問題もなかった。 古い建物の外観はそのままに、新しいモダンな店が入っている。カジュアル・ブランドのH&Mもなんだか高級店に見えるよ。(笑) 高級店が集まるゴールデン・クォーター。店の営業時間はとっくに終っているのに、どこも店内が明るいまま。 高級ブランド店が軒を連ねるコールマルクト通り。 街のシンボルのシュテファン教会より高い建物が無いってのがいいよね。 歩道にテーブルが出てカフェになっているのがヨーロッパっぽいよね。屋外の席だと喫煙可。ヨーロッパは、喫煙者が多いよなあ。 こちらが宿泊したホテル・ザッハー。外観は、3つの建物のように見えるが、中で全て繋がっている。 壁にプロジェクターでお酒の広告を映し出していた。時間毎に広告が変わる。 市電のある街が好きだなあ。市電は、ウィーンのリング通りを走っている。名前の通り、市の中心部の周りを一周する。市電版の山手線だね。 ウィーンでは、マクドナルドもお洒落。 ホテル・インペリアル。今度またウィーンに来ることがあったら、ここに泊まってみたいな。 ウィーンでは、若い演奏家があちこちで路上演奏をしている。こちらは、王宮前だから、正装して演奏? ウィーン随一の目抜き通りであるケルトナー通りには、オーストリアを代表するブランドのスワロフスキーの旗艦店がある。買い物しているのは、ほぼ観光客。店は、お土産を購入する観光客でいっぱい。中国語、韓国語、ベトナム語を話す店員がいた。日本語を話す店員は、いなかった。 こちらは、同じ通りの数十メートル先にあるもう一つの店舗。こちらの方が空いていて、セール品の数が多かった。こちらにも観光客がいたけど、地元の人向けな感じ。 赤いネオンは、ちょっと気味悪いかな?(笑) |
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2016 08,13 22:40 |
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郊外のヴァッハウ渓谷から帰ってきて、ホテルでちょっと休んでから、今夜もウィーン市庁舎前の音楽映画フェスティバルへ。昨夜の寒さとは一転、今日は、とっても良い陽気で、ものすごい人。昨日は少なかった、ビールを飲んでいる人がたくさん。 昨夜のクラシックとは趣が異なり、今夜はポップスの音楽フィルム。ドイツ語圏で圧倒的な人気を誇るシンガーソングライターのHerbert Grönemeyerだ。フィルム映像なのに、観客の熱狂たるや相当なもの。なるほとメロディーも素敵だし、またバックバンドの演奏や曲のアレンジもかっこいい。CD探してみようっと。 このDVDでもいいかな? 大スターだけに、もう超満員。 わかりにくいけど、今夜は、星も見えた。 屋台の料理をつまんでみたよ。これ、一応鉄板焼き。味は、いいよ。 こちらは、なんかヘラでぐちゃぐちゃしていて、何と聞けば、オーストリアの伝統的なパンケーキとのこと。アプリコットのソースとともにいただいた。まあ、これは、見た目通り。(笑) フィルム映像だったけど、音響もよく、またいろんな屋台が出ていてお祭り気分で楽しかったな。 毎年夏に開催しているようだから、また来てみたいな。 |
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2016 08,13 18:50 |
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デュルンシュタインから、タクシーでウィーンへの列車が出ているクレムスに向かう。帰りは、ウィーンのフランツ ヨーゼフ駅行き。終点まで行ってしまうとホテルへ戻る地下鉄に乗り換えられないので、途中駅で下車。 ハイリゲンシュタット駅。そう、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれた場所だ。ウィーンというとモーツァルトやヨハン・シュトラウスのイメージが強いけど、ボン生まれのベートーヴェンもウィーンで活躍したんだよねえ。亡くなったのもウィーンだ。 僕は、ベートーヴェン大好きなので、またゆっくりここは訪れたい。ベートーヴェンが歩いたとされる散歩道もある。 モダンで不思議なデザインの塔が地下鉄から見えた。ゴミ焼却所かと思ったら、やっぱりそうだった。何故、そう思ったかと言うと、大阪の舞洲のゴミ焼却場を見たことがあったから。それとなんとなく似ているなあと思ったら、同じ人がデザインしたものだった。フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーというオーストリアの芸術家・建築家だった。 |
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2016 08,13 16:59 |
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ドナウ川の真珠と呼ばれるこの町は、世界遺産ヴァッハウ渓谷のハイライト。ドナウ川クルーズの観光客の多くがこの町で下船する。船を降りてすぐにそびえる美しい青い修道院。 船着場から町の中心へのアプローチは、まさに中世の時代に迷い込んだかのよう。 町の中心の細い通りには、お土産屋さんやカフェが軒を連ねる。有名なパン屋さんやここでも杏製品のお店があった。 どことなく雰囲気は、シチリア島とタオルミーナに似ている。 こんな細い道なのに、車も結構往来する。驚くことに一方通行じゃない。 町(実際には村なのだけど)を見下ろす山の頂に朽ち果てた古城が。イギリスのリーチャード獅子心王(第三次十字軍遠征参加)が幽閉(1192年から翌年)された砦の跡とのこと。片道20分ほどで登れるそうだが、汗ばむような陽気のため挫折。 ワインのための葡萄畑が美しかった。 もう随分たわわに実がついていたねえ。 |
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2016 08,13 14:37 |
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メルクの目ぬき通りを抜け、さらに10分ほど歩くと船着場。ここからドナウ川クルーズ船に乗る。想像していたより小さな船。乗船しようとするお客さんは、たくさん。大丈夫か? 土日は、混雑しているらしくすでにデッキは人でいっぱい。 船内でワインを飲みながら、ぼうっと外を眺める。船内だと片側の景色しか見えないから、やっぱりデッキがいいよね。 もはや外を見ない客もたくさん。(笑) 時折、山の頂上にお城が見える。ほぼ廃城になっている模様。 ドイツ語読みだから、シュピッツだよ。 美し青きドナウって、どの辺なの?なんかアマゾン川みたい。(笑) ヨーロッパ風の田舎町が色がる景色もあるけど、意外とワイルドな景観も多い。 |
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2016 08,13 13:24 |
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2016 08,13 12:11 |
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国鉄メルク駅からメルク修道院まで歩いていく。今日は、天気がよくてよかった。 教会の二つの塔のうち一つが修復中だった。壁に黄色が使われているが、黄金をイメージしているそう。 小高い丘の上にあるため、坂道・階段を登って修道院の入り口に到着。陽が出てきて、ちょっと汗ばむ陽気に。暑くなってきたけど、やはり青空だと映えるね。 門を抜けると、ここも黄金をイメージした黄色の壁。 中庭。ハプスブルク家の庇護を受けたこの修道院は、かなり寄進があったらしい。マリア・テレジアも旅の途中など、頻繁にこの修道院を訪れたそうだ。 公開されている部分は、現在博物館になっている。 館内の長い廊下。おお、なんとなく修道院っぽい。 しかし、一歩展示室に入ると、モダンに改装されていた。展示方法も凝っている。 旅の道中、重い本を持たなくても、聖書を勉強できるよう、小さな本を製作。 木彫りのキリスト像。 さすが、ハプスブルク家がバックにいたこともあり、黄金コレクションがものすごい。 空飛ぶ天使も金。 広いホールも絢爛豪華。それでもここは、修道院。立体的に見える天井画は、ほぼフラットな面に描かれている。 天井画には、善悪の登場人物が。こちらは善。 こちらは、悪。 ホールを抜けると展望台があり、メルクの町並みが見下ろせる。 ![]() 展望台から再び館内に入ると、世界一美しいとここのガイドが言っていた図書館。この図書館のみ撮影禁止。写真は、Wikipediaにあったもの。この図書館への称賛から、「薔薇の名前」の主人公の名前が付けられた。 図書館を抜けると螺旋階段。身を乗り出して下を見ると、底が鏡になっており、永遠に続いているような錯覚を起こす。 螺旋階段を降りて、現れたのは絢爛豪華な教会。およそ修道院って質素な生活を送っているというイメージだったので、これにはびっくり。ハプスブルクの後ろ盾があり、こうなったそう。また、ベネディクト派の修道士は、働くことが許されており、そこからの実入りもあったとのこと。 天井画、ドーム、黄金の装飾の圧倒的な迫力にただただため息。 修道院の手前には近代的な展望台も。 バロック庭園があり、奥のパビリオンでは、夏のコンサートも開催される。 修道院を見学後、併設のカフェでランチ。 普通のコンソメ・スープ。普通に美味しい。 鶏肉のグリル。こちらもいい味だった。観光地のレストランでこれだけ美味しければいいね。お店も綺麗だし、またトイレも無料。 |
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2016 08,13 09:19 |
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今日は、世界遺産のヴァッハウ渓谷を目指す。ホテルで朝食を食べて、Stephansplatz駅まで歩き、そこから地下鉄U3線でウィーン西駅まで。中央駅が整備されるまでには、ザルツブルク方面の特急、列車はこの駅から出ていた。中央駅ほどではないが、駅ビルにお店がたくさんある。西駅では、全く写真を撮っていなかった。
サンクト・ペルテン駅で乗り換え。なんともヨーロッパの地方都市風の駅舎。コンビニみたいなお店やマクドナルドが構内になった。トイレは、有料。(オーストリアの公衆トイレは、有料のものが多いが、時々男子のみ無料(個室は有料)、女子は全部個室なので有料というのが多いね。 次の時間までちょっと時間があったので、駅前の通りをふらふら。改札が無い駅って、これができるからいいね。 ローカル線に乗ってメルク駅に到着。ここの駅のトイレは、男女共無料だった。 駅前の丘の上に町のシンボルであるメルク修道院がそびえる。 |
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