2014 08,30 16:48 |
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ホテルをチェックアウトして、徒歩でローマ広場まで。ホテルから歩いて数分。ここからピープル・ムーバーと呼ばれるモノレールみたいな電車で5分ほどで港に着く。そこから乗船するMSC社のシャトルバスで港の乗船ターミナルまで。今年も昨年乗ったのと同じMSCプレチオーサに乗船する。昨年は、西地中海だったけど、今回は東地中海だ。前回は、途中の港から乗船したのでさしたる混雑は無かったが、今日は最初の港から乗るので数千人規模の乗客が並んでいる。手続き、荷物検査に大行列。昼前にターミナルに着いたが、乗船まで2時間近くかかった。 中世の町並みがそのまま残るベネチアだが、港エリアだけ超近代的だった。 ようやく乗船。キャビンは、こんな感じ。 今回のバルコニーは、前回よりはるかに広い。部屋の場所によって広さが変わるのだよ。 キャビンには、シャワーブースのみでバスタブが無い。スイートや上位カテゴリーの部屋には、バスタブがあるみたい。シャンプーとボディー・ソープは、付いている。歯ブラシや歯磨き粉、髭剃りなどは無い。 洗面台。 部屋の鏡は大きくて、立っても全身を映すことができる。乗船中、2回ほど正装でのディナーがあるので、お洒落したら全身を確認したいよね。 昼頃から乗船が始まり、全員が乗船手続きをして乗るまでに4時間くらいかかったかねえ。首にぶら下げているのがクルーズ・カード。乗船中は、このカードが部屋のキーになり、船内での全ての精算に利用できる。また乗船・下船時のIDになっている。このクルーズカードでシェンゲン条約以外の国にも入国できる。これは、びっくり。カードには、手続き時に撮影した顔写真の情報が埋めこまれており、乗船・下船時にそれで本人確認が行われる。 乗船後は、全員に避難訓練への参加が義務づけられている。放送が流れたら、部屋にある救難具を持って緊急時の集合場所へ。そこで救難具の付け方、利用の仕方を教わる。説明は、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語で行われるので4倍時間がかかる。分からない言語の時は、聞き流すだけで暇。クルーが、この様も写真撮影しており、後で客はその写真を購入できる。避難訓練まで商売気たっぷりだ。 |
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2014 08,30 11:18 |
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ヴェネツィアの玄関口、鉄道駅のサンタ・ルチア駅。ここが唯一のイタリア本土と橋でつながっている場所だ。もちろんこの駅に着いたら、もう手前に広がる水上交通しかない。 ちょっとした土産店、カフェ、隣接するビルにも数件のファッション店とカフェがある。 イタリア本土とを結ぶ列車。 駅の構内を出れば、この風景。列車で着くのも旅情があっていいよね。 駅周辺は、ホテルがたくさん密集しているので、旅行者向けの土産物店もひしめく。ヴェネツィア・ガラスの店も多い。 そして、こういう仮面舞踏会用のマスクも。こんなにいっぱいあると怖いよねえ。 いろんなお店で見かけたのが、右の緑のパン。なんだろうって、思っていたけど、ピスタチオ・パンだって。ちょっと食べてみたかった。 サン・マルコ広場だけではなく、どこを歩いても昔のまま。午前中、この辺りを散歩してホテルに帰った。さ、チェックアウトして港へ向かおう。 |
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2014 08,29 14:29 |
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世界に有名な広場は数あれど、美しさでその筆頭とも言ってもいいだろう。L字型の広場で海にも面している。青空を突きさす塔、音楽を奏でるカフェのある回廊、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿が完全なる調和を持って存在している。景観を乱す現代建築が一切ないのがヴェネツィアのすごいところ。 残念ながらサン・マルコ寺院の上部が修復中だった。 海に面する広場から見える景色。対岸の島にあるサン・マジョーレ教会。建築のトリエンナーレが開催中で、杉本博司デザインの茶室が展示されているとことで行きたかったのだけど、今回はいろいろあって行けず。 ドゥカーレ宮殿。ヴェネツィア観光のハイライトだけあって、ものすご人でごった返していた。 サン・マルコ広場から続く3月22日通りには、ルイ・ヴィトン、プラダ、フェラガモ、エトロ、グッチ、エルメス、ディオールと高級ブランド店が並ぶ。どこに行ってもルイ・ヴィトンはさすがの規模だが、イタリアだけあり、プラダ、フェラガモ、グッチも大きい。路上ではどうどうと偽物も売っている。 |
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2014 08,29 12:46 |
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ヴェネツィアの迷宮を彷徨い始めた。もちろん地図は持っていたが、それでも迷う。運河に当たる行き止まり、目的の建物が見えているのにその方向への近道だと勝手に思い込んで進むとものすごく遠回り、そんなことを繰り返しながら、急がずゆったりと歩いた。ホテル周辺は、それほど人通りがない。 教会や広場はたくさんあり、その都度頭上に空がぽっかりと現れる。 リアルト橋が近づいてくると周辺は急に賑やかになる。ヴェネツィアの中では比較的高台にあり、古くから商業の地として開けたエリアらしい。なるほど市場もここにある。今では、観光名所となったリアルト橋を目指して多くの観光客が集まる、それを目当てにした土産物屋が通りに溢れ、また怪しい物売りも多数蠢く。 何度も架け直されたリアルト橋。最初は木造だったらしい。現在の石の橋が架けられて、すでに400年以上経っている。 ヴェネツィアの水の大動脈、グラン・カナル。目の覚めるような光景だった。まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのようだ。もちろん往来する船は現代風ではあるが。天気も良かったので、空の青さの美しさとあいまって、暑かったけれども、心には涼しく爽やかな風が吹いた。 運河には、水上バス、水上タクシー、そしてヴェネツィアを代表する乗り物ゴンドラがたくさん行き交う。たくさん刺された長い木の杭は、ゴンドラが流れて行かないように係留するためのものだ。 高層の現代建築が一切ない眺め。水上交通しか入れないヴェネツィアならではだ。これを求めて世界中から旅人が訪れるのだな。 |
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2014 08,29 11:16 |
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フランクフルトから1時間半ほどでヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港に到着。 預けた荷物がカジノのルーレットを模したターンテーブルで回っていた。16番に入ると何かプレゼントがもらえるとか。 ヴェネツィアに来るのは初めてだ。初めての空港だと、ここから街までの行き方が分からない。事前にさらっとガイドブックやネットで調べていたが、まあ着けばなんとかなるだろうと思ってた。 街までは、バス、船、タクシーなどで行けるよう。今回は、クルーズ船に乗るため港近くのホテルを予約してある。街の中心サンマルコ広場へは、水上バスか水上タクシーでしか行けないが、港近くのローマ広場までは車輪のバスやタクシーで行けるみたい。 自販機での切符の買い方がよく分からなかったので、Public Transportaionという看板の窓口で、とりあえずローマ広場までと言ってチケットを買う。6ユーロだった。ぶっきらぼうにバス乗り場を教えられ、空港ターミナルを出てそれらしきバスに乗ろうとする。荷物は自分で勝手にトランクに詰めろみたいな感じ。運転手に切符を見せたら、乗車日時を機械で刻印しろと言われた。そんなの最初に教えてよ、こっちは知らないんだから。 バスに乗って30分くらいでヴェネツィアの入り口ローマ広場へ。途中、線路と並行して走る橋を渡る。この広場までは、車と列車で来ることができる。ここから先は、水上交通か徒歩しかない。 ローマ広場でバスを降り、スーツケースを転がしながら小さな運河に架かる橋を渡る。橋は階段だけど、スロープの板が置かれていたので楽だった。橋を渡ってホテルはすぐそこ。こんなに近かったのか、ホテル選び正解! |
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2014 08,29 08:45 |
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2014 08,28 14:56 |
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レーマー広場を抜けマイン川の向こう岸にある博物館が並ぶエリアへと架かる橋。歩行者専用の橋なんだけど、橋の欄干に南京錠がいっぱい。そう言えば、パリにも同じように南京錠がたくさん付けられている橋があり、そのあまりの数の多さに橋が崩壊の危機なんてニュースがあったね。 こちらもおそらく同じ理由で、恋人たちが永遠の愛を誓って取れないように南京錠を橋にくっ付けちゃっているんだろうね。数は、まだまだフランスよりは少ないけど、いずれは橋を傷つけることになるんだろうか。色は様々あれど、同じ形の南京錠が多いので、近所で業者が売っているんだろうなあ。 数が増えれば相当な重さになるはず。南京錠だけに切除するのが大変そうだし、いよいよ危なくなって税金で市が対応なんてなったらばかばかしいのにね。そう言えば、日本も日本平にこういうのあったよね? 橋を渡ると今度は対岸に大聖堂が見えるよ。 |
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2014 08,28 14:31 |
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2014 08,28 13:45 |
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2014 08,28 12:43 |
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フランクフルトは、文豪ゲーテが生まれた街。その生家が公開されている。と言っても家は、第二次世界大戦で破壊されてしまったため忠実に再建されたものだ。ただ調度品は、疎開していたのでその当時のものらしい。直筆の原稿とか残っているのかと思ったけど、そうした展示は無かったねえ。1階にいたおじさんが気のいい人で、日本語で挨拶してきた。 4階建て、置き時計なども美術品のように素晴らしく、裕福な家に生まれ育ったんだね。 ゲーテハウスのチケット 入場料は、7ユーロ オレンジ色の部分の生家と隣接している青色部分の博物館が観覧できる。博物館には、ゲートと親交があったまたは同時代の画家の作品が展示されている。 ゲーテ関連の資料の展示が少ない(最上階に少しある程度)のでちょっと拍子抜け。借りなかったけど、音声ガイドを聞けば、そうした説明があったのかな? |
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