2011 01,08 23:34 |
|
カラオケの後は、こぶ嬢も合流してプチ新年会。人数が多少いると中華は楽しくなるね。
無視野菜。こういうのも人数がいると楽しめるね。 肉汁が飛び出ないように食べる時に注意が必要なショウロンポウ。黒酢としょうがで。 定番の海老マヨ この麺の海老ワンタンが美味い。 この日は、にっし君、こぶちゃんから、共に転職が決まった報告があった。二人にとって今年は、新しい何かが始まる年になるようで・・・。 KAMONKA 點 有楽町イトシア店 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアプラザ3F TEL:03-5224-6422 |
|
2011 01,08 17:23 |
|
今年の初カラオケに行こうと三之助師匠、にっし君を誘う。こぶちゃんも誘ったけど、カラオケは嫌だって。
という訳で男三人でカラオケ。その前に男三人でスイーツ。(笑) 季節限定のももいちごタルト。この店のタルトの平均単価は、800円から1000円。しかし、この希少なももいちごだけは、1800円なのだ。とても瑞々しいイチゴだ。 その後、カラオケ。何時間、歌ったかなあ。三之助師匠は、コブクロとかスキマスイッチとか歌うのよ。 Berry Cafe 銀座店 東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ6F TEL:03-3535-1090 |
|
2011 01,01 01:28 |
|
2010 12,26 16:56 |
|
今日は、朝太の会へ。会場入り口で朝太夫妻と赤ちゃんがお出迎え。赤ちゃんが朝太さんにそっくり。お目目クリクリで可愛いの。
志ん吉 「桃太郎」
終演後、今日は着物で来たので朝太さんと一緒に記念撮影。今日のゲスト。朝太の会は、ゲストが当日まで分からない。秘密にしているのではなく、朝太さんがぎりぎりまで手配しないで放っておくため。(笑) 志ん吉さんの着物、面白い柄だなあと思ったら、女性用の反物で誂えたらしい。細目の若旦那風なので似合うねえ。 二つ目になって、なかなかに芸達者になってきたね。 朝太 「干物箱」 先日お亡くなりになった志ん五師匠の思い出をまくらで。湿っぽくならず、それでいてユーモアにあふれ優しく語る。志ん五師匠から教わったということで、このネタをかける。 朝太スマイルをふんだんに散りばめた、楽しい高座。 朝太 踊り「深川」 もうちょっとだけ痩せた方がいいねえ。(笑) 踊りは、すごく上手だけど、鉢巻したら八百屋のおっさんみたいだったよ。 朝太 「試し酒」 この噺は、誰がやっても汗だくの熱演になるね。(笑) 本当に酒を飲んでいるように見えるから、やっぱり噺家さんってすごいと思うよ。 このネタは、サゲが秀逸だからスマートに決まると面白いよね。 |
|
2010 12,25 23:51 |
|
回を重ねて25回。すごいねえ。
行く度に高座が豪華になっている。今回は、あづまさんの奥様手作りの刺繍の緞帳が絢爛豪華っ。 一之輔 「初天神」 賞男でのりにのっている一之輔さんの受賞ネタ。さすがにこなれているだけあって場内大爆笑。 憎たらしい子供が現代っ子風だ。 三之助 「片棒」 二つ目時代から何度も三之助師匠で聴いているけど、何度聴いても面白いねえ。 また、木遣り、お囃子、弔辞などどれも秀逸! 一之輔 「加賀の千代」 甚兵衛さんが面白い。笑いを手玉に取るよう。縦横無尽でもはや無敵。明日、真打になってもおかしくない。というかすでに貫禄も風格もあるね。 三之助 「お見立て」 やはり、聴くたびにこなれてくる。だんだんと自分の噺にしているところがすごい。噺に対する取り組み方と姿勢が違うんだろうな。こちらも場内大爆笑。 縦横無尽の一之輔と真っ向勝負な三之助。若手期待の星の好敵手同士で、なんとも楽しく贅沢な会だった。 終演後、打上げにも参加させていただく。 帰りは、いつものように噺家さんと一緒に東京まで帰る。 あづまさんからイチゴをいただきました。ありがとうございます! |
|
2010 12,24 22:43 |
|||
この映画も何度も観ている。なのに飽きない。
『晩春』が日本人の心の美しさを表しているとすれば、『東京物語』は日本人の切なさを象徴している。 家族というものを親と子、それぞれの視点から描いているが、この頃の日本で既に親から見た家族の喪失を描いていることに驚く。昔は、家族の絆って強かったとのだろうと勝手に思っていたけど、意外と今と変わらなかったのかもしれない。 杉村春子演じる一見嫌味な長女だが、この人物こそ市井の人々の代表なんだろう。目の前の事象に上手に対処し、喜怒哀楽も普通にあるが、一方で物事に対して冷めていてエゴむき出し、自分さえ良ければそれでいいタイプだ。 対照的に原節子演じる死んだ次男の嫁は、他人なのに一番優しい。あまりに親切で優しいその姿だが、時折見せる冷たい表情に偽善的な匂いも感じないではない。ラスト「私、ずるいんです」とういう台詞を原に言わせる脚本は、ものすごい。それに対する笠智衆の台詞は、涙無しには観られない。 どうしようもない孤独と喪失感、切なく悲しい展開に、でもこれが人生なのだろうと妙にしみじみしてしまう。 たんたんとした日常の中に人間というものを描ききった稀有な作品。 栗5つ。 神保町シアターにて。
|
|||
2010 12,24 19:38 |
|||
もうこの映画は、何回観ただろう。多分、小津の映画の中では一番観ている。
何度も観ているのに、毎回惹き込まれる。 娘が嫁に行く。たったそれだけのドラマなのに、エピソードは、日常どこにでも転がっていることなのに、何故にこんなにもドラマッチクで感動的なんだろう。 この映画の原節子の美しさといったらもう世界一。まるで空から舞い降りた天女のよう。 七里ガ浜での自転車の原節子の美しさと、再婚しようとする父親を睨みつける厳しく冷たい美しさの対比もとてもいい。日本映画史上、絶世の美女No.1だ。これは揺ぎない。 この映画はまさに、日本人の心の美しさそのものだ。日本的心の美の結晶と言っていい。 そして、ラストのなんとも言えない場面は、永遠に心の中に焼き付けられる。 栗5つ。なんでもない日常こそが感動的である。 神保町シアターにて。
|
|||
2010 12,23 16:32 |
|
映画の後、日本橋へ移動して「わが心の歌舞伎座展」へ。入り口で見知らぬお婆さんがにっし君に「チケットをあげますよ」って寄って来てプレゼントしてた。いいなあ可愛いと得だね。 さて、小規模な展覧会だけどなかなか趣向を凝らして面白かった。短いけど花道があり、そこを渡ることができる。横には、歌舞伎座から持って来た椅子が置いてあり、そこに疲れたお婆さんとかが座っていて、花道を歩くとちょっとした役者気分に。(笑) 歌舞伎座にあったさまざま品が展示してあり懐かしかった。 年配のおじさんが『大星由良助と書いて「おおいしくらのすけ」と読むのか?これって漢字が間違っているんじゃないの?』と係員に詰め寄っていたけど、あの歳で『仮名手本忠臣蔵』を知らないのかと、ちょっと驚いた。 混んでいるかなあと思ったけど、意外と空いていてゆっくり観られた。 歌舞伎座の売店で売っていたいろんなグッズも復活販売されてたよ。 ちなみに「わが心の歌舞伎座」というドキュメンタリー映画が来年公開されるんだって。 |
|
2010 12,23 14:28 |
|
にっし君と東劇で上映中の映画へ。と言っても劇映画ではなく、シネマ落語。東劇は、向いにあった松竹のメイン劇場であった松竹セントラルが閉館して以来、ポツンと取り残された感ありで、このところシネマ歌舞伎やMETのオペラ中継などあまり劇映画を上映していない。
そんな中、ネタ切れの苦肉の策でついに落語かと思ったが、これがまた場内ほぼ満席状態で大ヒットみたい。ただ、観客の中心は、60代より上といった感じか。 さて、志ん朝師匠以外は、生で観たことがない方ばかり。テレビやDVDだとどうしても集中できないので、やはりこうした機会はありがたい。 八代目 桂文楽 「明烏」('68) 優しそうで人品良さそうで大人しそうなお爺さん。そんな印象だった先代の文楽師匠だけど、落語に入るや驚くほど芸達者。次から次に見た目のキャラからは想像できない人物が飛び出てくる。人物描写が素晴らしく、人間がいきいきとしていた。 三代目 古今亭志ん朝 「抜け雀」('72) 若いっ。志ん朝師匠は、やはり華がある。いい男はそれだけで得だ。そしてこの人の場合、そこに素晴らしい芸がある。 一切の淀みない語り口は、少々早口に思えるのだけど、それでいて登場人物は、瞬時に現れては消え、現れては消えていく。 風格というか貫禄というか、若くても圧倒的な力が漲っていた。 十代目 金原亭馬生 「親子酒」('78) なんとなーく漠然と志ん朝師匠がすごいと思っていたけど、今回の4つの作品の中では、この馬生師匠が一番素晴らしかった。こんなすごい師匠がいたなんて、生で拝見できなかったことが悔やまれる。 こんなにも人間の心と感情を表現できる人がいたんだなあ。人間への洞察が鋭いのに、優しい眼差しを感じた。 六代目 三遊亭圓生 「掛取万歳」('73) 人情噺での鳥肌が立つような感情表現が圧巻だが、こうした滑稽ものも器用にこなすんだなあ。 ダレがちになりがちなこの噺を50分、観客をひきつけるのだからすごい。 まさに何でもこなす天才。ここまでできちゃうと自分でやってても気持ちいいだろうなあ。 4人の落語に共通しているところは、無駄なくすぐりが無いことだ。削って削って、あまりにもシンプルだけど、それ故の何度聴いても飽きない、そして揺ぎ無い芸の真髄がある。 |
|
2010 12,20 23:12 |
|||
自尊、虚栄、嫉妬、裏切り・・・、と人間の負の側面がこれでもかとぶつかりあう。期待していたよりオーソドックスな展開だったけど、ぐいぐいと惹き込まれた。時間軸をばらばらにして再構成されている割りには分かりやすい。
事実に基づいているらしいが、かなり脚色されているんだろうな。主要な登場人物が「モーリス」チックだったよ。 実名で、それも現在進行形どころか最盛期の人間のドラマを作れちゃうところはすごいと思った。 5億人のユーザーを獲得したFacebookの創設者のマーク。この映画だけ観ていると本当の友だちっていないのかな。孤独なのかもね。 映画で一番大事なことは、同時代を反映しているということ。その意味で、まさに「今」を投影しているこの映画は、やっぱり観るしかないでしょ。 圧巻は、オープニングのマークとエリカの二人の会話。この会話にこの映画の全てが、マークの孤独と虚栄が表現されている。この辺り、上手いねえ、フィンチャー。 毎回、新しい映像表現を魅せてくれるフィンチャーだが、今回は、本城直季風のミニチュア・フォーカスを利用したボートのレース・シーンに注目だ。 ラスト・シーンも沁みる。良い出来。 栗4つ。 ソニー・ピクチャーズ本社試写室にて。
|
|||